うどんにかける柑橘王決定戦に、スダチが参戦表明

讃岐うどんをあまり食べない方はご存じないかもしれないが、
讃岐うどんのメニューには、レモンを使ううどんがある。

主に、麺に醤油をかけて食べる『醤油うどん』、ぶっかけ出汁をかけて食べる『ぶっかけうどん』、卵をかけて食べる『釜玉うどん』などに、
レモンをギューッと絞って食べるのだ。
そうすると、うどんの味の中に酸味が加わり、好きな人には堪らない味になる。

実際にうどん店に行くと、よく中年のオジさんが、それはもうレモンの皮に含まれる水分まで搾り出すような勢いで、
ぎゅぎゅぎゅぅぅううう!と絞っていたり、
若いオネエさんも親のカタキの如く、コンチクショー!と絞っていたりするのである。

だが、そんな麺という主役を盛り上げる為に必要な脇役の一人であるレモンの立場を脅かすような存在が現れた。

『すだち』だ。

うどんの本場香川県の隣、徳島県名産のこの果物。

先月、地元のJAや生産者が、このスダチの消費拡大を図る為に香川を訪れ、
「レモンの代わりにスダチを使って」
と、県産小麦を使ううどん店、「さぬきの夢2000こだわり店」にPRして回ったのだそうだ。

似たようなところで、実は既に高知にはレモンでもスダチでもなく、『柚子(ゆず)』を使っているうどん店がいくつかある。
これは、高知が柚子の産地であることも関係しているのかもしれないが、
とにもかくにも、柚子でイケるのなら、スダチでも「なんだかイケそうな気がするぅ~」ではないか。

「あると思います!」って、天津木村も言うでこれ。

それに、レモンが主流の中でスダチを使うと、それが店の個性にもなる。

このブログでもよくうどん店に行った話を書いているけど、レモンの代わりにスダチが出て来たら、
「この店はなんと!スダチが出てくるのである!」
とか、「これはいいネタになるウッシッシ」と思って私も書いてしまうことは、99.89%間違いない。

そして、この徳島県産スダチを、前回ご紹介した『さぬきの夢2000』の後継品種から出来たうどんにかけて食べると、
「料理の鉄人」の審査員として一斉を風靡した岸朝子さんをもってしても、きっと、
「おいしゅうございます」
と、ニッコリ微笑みながら言ってしまうようなうどんが出来ることは間違いないし、
「建もの深訪」でスッカリお馴染みの渡辺篤をもってしても、
「このスダチの香り、麺のモチモチとした食感、そして何よりこのテーブルの木目。いいですねぇ~~~。わかりましたぁ~」
と、独特の口調でよく分からないところまで褒めてくれるのは99.98%間違いないのである。

そう考えると、レモンの代わりにスダチを使うというアイデアは悪くないのではないか。

もちろん商売だから、レモンとの原価の差がどうとか、味の違いがどうとかあるんだろうけど、
その辺は私の専門分野でもないからよくわからないし、
特に、レモンかけた場合とスダチをかけた場合、どっちが旨いか、的確な答えを出すのは難しいところだ。

何故なら、私はうどんに柑橘類はかけない派だからね。

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コメント

  • Comments ( 2 )
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  1. SECRET: 0
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    > 何故なら、私はうどんに柑橘類はかけない派だからね。

    全く駄目じゃないですか(ーー;)
    と言いながら、わたしもうどんにはかけません

    しかし最近焼酎にはまってしまって、レモンやスダチ、柚子など日によってなんでも入れてます

    昨日も2軒うどん屋行ってきましたよ~
    今日も行くぜよ!!

  2. SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    >にゃお吉さん
    一日2軒うどん屋行くのはすごいな~。
    私は香川に行った時か、以前「ほっとこうち」でやっていたスタンプラリーの時しかうどん屋のハシゴはしたことがありません。(笑

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