さぬき結 ぶっかけうどん & かけうどん

2010.07.15

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さぬき結 ぶっかけうどん & かけうどん

2010.07.15

不景気の折、人口の少なさも手伝って、
どうしても、少ない客をみんなで取り合う形になってしまう高知の飲食店。

そんな高知に去年の暮れ頃から、
何故か麺屋の新店が次々と出来ている。

だけど、田舎に住んでいることもあって、
なかなか新店に行くことが出来ない竜一。

しかし、ここにだけは意地でも行こうと思っていた。

7月7日。
七夕の日にオープンした、
『さぬき 結』

かけ、ぶっかけ、釜玉。
月末まで半額。

これに釣られないわけが無いクマー!

さぬき 結

場所が分かり辛そうだなと思っていたんですけど、
意外とすぐ分かりました。

ナンコクスーパー高須店の駐車場の、
向かって右側の道を入って行けばOKでした。

店に入ると、
フワッと木のいい香りが漂ってくる。

『建もの探訪』の渡辺篤史だったら、

「いや~この木の香り。嬉しいですね~」

と言っていることだろう。

竜一も、
「いや~この木の香り。
そこに小麦の香りと出汁の香りがミックスされたら、
一体どういうことになってしまうんだろう!」

と、中毒的な妄想に耽ってしまった。

そんな中。
来たぜ・・・!ぬるりと・・・!

にゃお吉さんのブログで見て、
1玉が少ないことは織り込み済み!

俺の腹を満たすには、3玉!
3玉しかねぇ!!

さぬき結 ぶっかけうどん(3玉)

『ぶっかけうどん(3玉)』!

ぶっかけ出汁はかなりの薄味で、最初からぶっかけられている。
「薄かったらどうぞ」
と醤油を渡されたので、店側にも薄いという自覚があるのかもしれません。

さぬき結 ぶっかけうどん 麺アップ

麺は、中細ぐらいの太さで、
少し平たくて柔らかめに感じた。
だけど、コシはシッカリ。

旋律を奏でるアルデンテ・・・!

『さかえ』の麺のような豪快さは無いけれど、
その食感はしなやかで、
流れる小川のせせらぎのよう。

(自分でも何を言ってるんだかよく分かりません)

さぬき結 かきあげ

『かき揚げ』

なんとこれ!
たったの80円。

「いいんですか?社長。
これホントに80円でいいんですか?」

「いや・・・ホントは80円でお売りするとウチも正直辛いんですよ・・・。
でも今テレビをご覧の方にだけ、限定200セット・・・。
80円でお売りします!(;ω;)」

きっとそんなやり取りが、
大将と女将さんとの間で交わされたに違いない。

さすがにサイズは小さいけれど、
許容範囲の大きさである。

だけど、トッピングは作り置きなようで、
かき揚げも、下記のちく天も、冷めていました。

高知の一般店で
トッピングの天ぷら類が作り置きな店ってあんまり記憶に無いんで、
これには少し残念な気持ちになりました。(´・ω・`)

さぬき結 かけうどん(2玉)&ちくわ磯部揚げ

『かけうどん(2玉)』 & 『ちくわ磯部揚げ』

出汁に何が入っているとかは分からないけれど、
スッキリとした味わいで、
ハッキリ言って、旨い!

ただ、出された時に既に乗っかっている生姜の味が強く出ているので、
生姜が苦手な方には辛いかもしれません・・・。

かと言って、生姜を入れないとおそらく物足りない感じになると思うので、
店側が面倒だけど、生姜を別盛りにするといいのかも!

さぬき結 青海苔付き天かす

青海苔が入った天かす。

さぬき結 名刺

食べ終わって店を出ようとすると、
追い掛けて来た女将さんが言う。

「お味はいかがでしたか?
大丈夫でしたか?」

極度の人見知りで、初対面の人とはまともに口も利けない竜一。
どもる。

「えっ・・・!あっ・・・!うっ・・・!」

言いたい言葉は頭に浮かんでいるんだけど、
出てくる言葉は、

「えっ・・・!あっ・・・!うっ・・・!」

その時。
脳内で再生される、小田和正。

ら~ら~ら~らら~ら~~~。

こと~ばに~できな~い~~~。

言葉に出来ない想いを胸に、
『さぬき結』を、逃げるように後にした竜一でありました。

さぬき 結

◆ さぬき 結
【営業時間】 10時30分~16時
【定休日】 第2、第4日曜日
【営業形態】 一般店
【駐車場】 8台(店舗横)

(ぶっかけうどん420円、ぶっかけうどん380円、釜玉うどん450円左記3品7月31日まで半額>
1玉増やすごとに100円増し、かき揚げ80円、ちくわ磯辺揚げ80円、えび天100円など)
さぬき結の場所