手打ちうどん とがの藤家 エピソード2/震撼の特盛

『エピソード1』を読む
『エピソード3』を読む


憧れの地、『とがの藤家』での、ひと時を、
満喫する竜一。

その時、実は奇跡を起こしていた。

珍しく上手な発声で、注文すること・・・!
それが出来たのだ・・・!

「か・・・!かかか・・・かま・・・かまげ・・・!」

終わった。
になるかと思ったのに・・・!

「釜あげパスタ、特盛で!」

そう普通に言うことが出来たんだ・・・!

「俺・・・今日・・・なんだか・・・
まろやか・・・!

何気ない日常の中で見つけた小さな感動に、
一人、涙した。

やれば出来るんだよ・・・!
人間は・・・!

独特の和の空間を誇る、とがの藤家。
待っているあいだも、退屈しない。

店内をくまなく観察し、
畳の目を数えていると、
お姉さんが、持ってきた。

瞬間、
竜一。

絶句。

手打ちうどんとがの藤家 釜あげパスタ(特盛)

『釜あげパスタ(特盛)』
ズゴ━━━━(゚Д゚)━━━━ン!!

なにがあったの・・・!
この麺量っ・・・!

まるで巨大な氷山のように、
ドサッ!と鎮座する、大量のうどん。

普通のうどん屋の感覚で頼んだ私は、
この時、心底震えていた。

浅はか・・・!
俺は・・・浅はか過ぎる・・・!

舐めていた・・・!
舐め切っていた・・・!
とがの藤家の攻撃力をっ・・・!

大盛で良かったんだよっ・・・!

云わば、それは、『○分以内で食べられたら無料』
そんなチャレンジメニューを知らずに注文してしまったようなもの・・・!

しかし・・・!
困ったことになった・・・!

食べきれねぇ・・・!
どんな角度から計算しても・・・!
これは食べきれねぇ・・・!

常人が食べきれる量・・・!
その程度の次元は、とっくに逸脱している・・・!

好きなものだったらいくらでも食べられる・・・
そんなの・・・まやかし・・・!
幸福の境地を知らない者の口八丁・・・!

ただ、自信が無かった。

食えるかよっ・・・!
なんぼでも・・・!

絶望的な思いが、
私を支配する。

あとから思い起こしてみると、この時、

「釜あげパスタ特盛で~す♪」

そう言うお姉さんの笑顔が、
笑顔ではなくて、不敵な笑みにも見えた気がした。

(エピソード3に続く)
『エピソード1』を読む
『エピソード3』を読む

人気ブログランキング!倍プッシュだ!
1位になったら竜一が全裸になると言われているランキング。♪~(´ε` )

著者

竜一

農場経営とブロガーをしています。農協系露地ショウガ農家。1982年高知県生まれ。農業界のうどん野郎/2歳児のパパ/ブログ歴14年/特技は草刈り。ブログとTwitterで「食と農業」をテーマに発信していて、最近は日本の食文化、とくに「家庭料理」に興味があります。


コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. SECRET: 0
    PASS: 0cf62ea6e851fa0cc023975d65688591
    麺何玉ですか?(^_^;)
    よく考えたら、得得でも1.5玉頼んだのが1回しかありません・・・

  2. SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    おそらく3玉です・・・!(`・ω・´)シャキーン
    そういえば得得うどん、一回も行ったことが無い・・・!
    今度、行ってみようかな。(ΦωΦ)フフフ…

コメント投稿

*

Return Top