対局!セルフうどん!3店行脚! 2店目 「セルフ・讃岐うどん屋」

2013.01.30

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対局!セルフうどん!3店行脚! 2店目 「セルフ・讃岐うどん屋」

2013.01.30

『1店目を読む』 『3店目を読む』


セルフうどん店に対する恐怖心を
取り戻すために始まった、今回の3店行脚。

行き慣れている店では恐怖心が芽生えないので、
1店目に、まだ一度しか行ったことのなかった、
高知市神田の「さぬきや」を指名。

さらに2店目も、
"行き慣れていない店"という点を重視。

「さぬきや」と同じく、まだ一度しか行ったことのなかった、
南国市久礼の出来たてホヤホヤ。新店を目指した。

着。

セルフ讃岐うどん屋 大雨の日

『セルフ 讃岐うどん屋』

大粒の雨が降る日だった。
高級な軽自動車を駐車場に停めた時点で、
すでに私の中にある種の違和感があった。

<なぜだろう・・・!
まだ一度しか来たことがないのに!
全然怖くない・・・!>

ダメだっ・・・!
これではダメっ・・・!

<もっと怖がれッ!
相手は!まだ攻め手のすべてを知らぬ!
新店なんだぞッッッ・・・!>

入り易いっ・・・!
何の気も使わずに・・・!
入れてしまう!この新店ッッッ!!

入店。

セルフ讃岐うどん屋 店内

とにかく「カレーうどん」が食べたい。
むしろ「カレーうどん」になりたい。そんな気分だった。

注文可能な玉数は、「1玉」「2玉」
その二択である「セルフ讃岐うどん屋」

当然、私の注文は、
「カレーうどん・2玉」

だが、先方も
簡単には注文を通さない。

「すいません、カレーうどん・・・
1玉やったらできるんですけど・・・!」

そう言う店のオバチャン。
さらに続ける。

「他のメニューやったら、
2玉にできますけど・・・」

どうやら、まだ麺はあるのだが、
カレーうどんに使うカレーが1玉分しかない、
ということのようだった。

それならば、麺を2玉入れて、
カレーは少なめでも私は良かったのだけれど、
店側が難色を示す現状。

時刻は14時半が近づいている。

<ピーク時を避ける作戦が裏目に出た!
完全にピークを避けすぎたッッッ・・・!>

私は迷った。
カレーうどんを1玉発注するか、
他のうどんを2玉発注するか。

<1玉ではお腹が張るか不安だが!
気分はカレー!俺のすべてがカレーになっている!
もはやカレーうどん以外は食べる気になれない・・・!>

こうなったら!この局面・・・!
カレーうどん1玉に!賭けるッ!賭けてやるッ!

私は発声した。

「じじじじじ・・・じゃあ・・・!
かかか・・・カレーうどん1玉でっ・・・!」

でき上がったカレーうどんを受け取って、
とくに何事もなく、セルフレーンを抜ける。

着席。

セルフ讃岐うどん屋 カレーうどん

『カレーうどん
& かき揚げ』

セルフ讃岐うどん屋 カレーうどん サイドビュー

<いよぉぉぉっ・・・!
茶色いなぁ!カレーの香りがする!
当たり前だけどッッッ・・・!>

実食!

セルフ讃岐うどん屋 カレーうどん 麺アップ

<麺とカレーの相性!なかなかイイな!
両者が上手く絡まりあっている・・・!>

中には、麺も強いし、カレーも美味しいのだけれど、
両者が仲良くできていない、というか、
相性が悪いように感じるお店もあるのだが、
「讃岐うどん屋」のカレーうどんは、仲良し。

漂わす出汁感ッ!
駆け抜けるスパイスッ!

<寒い冬に・・・!
温まるぅぅぅッッ・・・!>

セルフ讃岐うどん屋 かき揚げ

結局、カレーうどんの玉数を巡って、
熾烈な駆け引きを展開した以外は、
大した緊張や恐怖を感じることもなく、
和やかにうどん食べることができてしまった。

<"華麗"に"カレー"うどんを食べおおして!
果たしてこれで良かったのだろうかッ・・・!>

自問自答しながら、
私は高級な軽自動車に乗り込んだ。

(3店目へ続く・・・!)
『1店目を読む』 『3店目を読む』

セルフ 讃岐うどん屋

◆ セルフ 讃岐うどん屋
(高知県南国市久礼田117)
営業時間/11時~15時
定休日/水曜日
営業形態/セルフ
駐車場/有

『セルフ讃岐うどん屋』の場所はココ・・・!