安芸市!弘田龍太郎!歌碑めぐり! EP3/水没の恐怖

2013.09.26

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安芸市!弘田龍太郎!歌碑めぐり! EP3/水没の恐怖

2013.09.26

『EP2を読む』


歌碑めぐり 道順

安芸市で生まれた作曲家・弘田龍太郎氏の歌碑をめぐる『歌碑めぐり』
開始からチンタラしすぎ、まだ回った歌碑は「浜千鳥」と「雀の学校」のわずか2つのみ。
残りあと8つ。日没までに回りきれるのか・・・!?


次に目指す歌碑は、8曲碑「鯉のぼり」
高級な軽自動車を駆り、安芸市内を北上する。

<うぇっ・・・!>
目の前の光景を見てハンドルを持つ手に力が入る。<えらく狭い道ですなぁー>

"襲い掛かる、安芸市!"

道幅は、車1台がやっと通れるほど。
そのすぐ右側に、車1台が水没できるほどの広い水路を掘り、大量の水を流している。

<おいおいおい・・・!>
無論、道と水路のあいだには、ガードレールなど一切ない。<これハンドル操作を少し間違えるだけで、落ちれるよっ・・・!>

高級な軽自動車のタイヤは、水路から数センチ左、ギリギリで道に載っている状態。
きっと水路の中には、これまでに安芸市の罠にハマリ、水没した車が大量に沈んでいるものと思われるが、確認する余裕はない。

ハンドルを握り締めて、慎重に前に進むしかない。
目を閉じ、フォースの力を信じて・・・。

<うわーっ!怖かった・・・!>
心臓がドキドキ鳴っている。<涙がちょちょぎれた・・・!>

なんとか水路の罠を無事に潜り抜けて、私はいくらか安心するとともにグッタリした。
疲れ果て、全身に力が入らない。
深呼吸をする。自分の吐いた息からチーズケーキの香りがした。

歌碑めぐり1

目指していた「鯉のぼり」の歌碑は、安芸市の観光名所の一つとして有名な『野良時計』のすぐそばにあった。

野良時計には、今日も数人の観光客が訪れている。
しかし私は野良時計に見向きもしない。

<野良時計どころじゃない・・・!早くしないと日が暮れちゃうから・・・!>
私は「鯉のぼり」の歌碑の横に駆け寄ると、発声し、ポーズを取った。

歌碑めぐり2

「8番!鯉のぼり!」

それからまた獣道のような道を走り、次の歌碑へ。

歌碑めぐり3

この辺りから、迫る日没の恐怖と、"めぐり慣れ"により、降車から撮影までの展開が速くなる。

歌碑めぐり4

「7番!叱られて!」

<子供の頃は、大人によく叱られたねぇ!>
あぁ、叱られた!と自分の言葉に答える。

叱られて育った結果が、アルチューさ!

歌碑めぐり5

<あぁー!焼酎が欲しい!>
と思いながら駐車場に車を停め、『内原野公園』の坂を上る。

歌碑めぐり6

<おやっ!池がある・・・>
坂を上りきると大きな池があった。池のそばに設置された石碑の記載によると、『弁天池』という"ため池"らしい。

「へぇー・・・大きいねぇ・・・」
と私は感想を述べた。

歌碑めぐり7

次の歌碑は、その「弁天池」の脇にあった。

歌碑めぐり8

「2番・・・!」

歌碑めぐり9

「咲いた桜に!」

<咲いたねぇー!>
あぁ、ボクは咲いたよ!と自分の言葉に答えた。

この2曲碑「咲いた桜に」が、歌碑めぐり最北端の歌碑である。
そこでこれより南下する。

歌碑めぐり10

次の歌碑は、『野良時計』と同じく、安芸市の観光名所として有名な『岩崎弥太郎の生家』の真ん前にあった。
だがもちろん今は、岩崎弥太郎よりも、歌碑めぐりだ。

私は「岩崎弥太郎生家」の前で記念撮影する観光客を横目に、歌碑の前でポーズを取った。

歌碑めぐり11

「6番!春よ来い!」

残り!あと4つ!
(続く・・・!)

『EP4を読む』

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