純手打ちラーメン とがの 前編/一見だけど常連

純手打ラーメン・とがの14

夜の街をフラフラ歩く。
お腹がグーグー鳴っている。

やがて灯りが見えてきた。
赤い看板に青い字で書かれている。
『純手打ちラーメン とがの』と書かれている。

<ここが伝説の手打ちラーメン店・・・”とがの”か・・・>
そのまま店内へ浸入しようとした。

がっ!

足を止め、一旦立ち止まった。
<何をしているんだ俺は・・・>

そして店の前を通過。
<初めて訪れる店に、何の戦略もなく丸腰で闘いを挑もうだなんて・・・>
私は自分の愚かさを悔いた。<冷静になれ!一見さんの気配を漂わせていてはダメだ!>

一見さんだと見破られた瞬間に・・・!
店側と俺の関係は・・・横綱と十両になっちまう・・・!

一つしかない・・・!
作戦は一つしかっ・・・!

常連面で入れっ・・・!

<大将!毎度!常連のボクが来ましたよ!>
という表情を懸命に作って、私はもう一度店の前に向かい、入店した。

「いらっしゃい!」
笑顔で大将が迎えてくれる。

<よしよし気付かれていない・・・>
作戦勝ちだと思った。<大将は俺が以前にも来たことのある客だと、信じきっているに違いない・・・!>

純手打ラーメン・とがの1

L字型にカウンター席が並んでいる。
手前のほうの席は先客で埋まっていたので、奥のテーブル席に腰を下ろした。

純手打ラーメン・とがの2

女将さんと呼んでもいいのだろうか。
女性の店員さんが、麦茶を出してくれる。
<ありがたいっ・・・!まけまけ一杯だ・・・!>

メニューを開く。
通常のラーメンのほかに、チャンポンや定食ものもある。

<俺、いま、完全に肉の気分!>
迷うことなく女将さんに発声した。

「チャーシュー麺!大盛でっ・・・!」
それと「コーンラーメン」と「唐揚げ」を注文して待った。

今回も、いっぱい食べて大きくなろう。
いっぱい食べなきゃ、横綱にはなれないんだ。

(後編へ続く!)
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