水がうどん | 生姜農家の野望Online

水がうどん

草刈り機の燃料が無くなりかけているのに気づいてエンジンを止めた。
<休憩がてら、水の様子を見に行こうか>

一ヶ月前なら背中にシャツが貼り付いていた局面なのに、数時間ほど草を刈ってもほとんど汗を掻いていない。斜面の柿はほんのりと色づき始めた。秋だ。

台風十八号が降らせた雨水を吸って軟らかくなった生姜畑のアゼ道を歩いて、パイプの出口に到着した。

<まだ空気が入ってるのかな…>パイプの直径一杯に水が来ていない。それでも山の中に引いた水路から来る水の量は、だいぶ回復していた。

<なかなか面倒だな…>もう一度、二キロメートルほど離れた山の中の水源まで行って空気を抜いてくるべきかと思ったけれど、今日は疲れて行く気になれない。

純粋な私の心みたいに透明な水は緩やかにドボドボ落ちている。

手にすくって飲んでみた。
甘い。ほんのり甘くてちょっとしたうどんみたいだ。

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