麺屋・國丸。南国店。土佐カツオ味噌の炙りチャーシューメン。

2015.01.27

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麺屋・國丸。南国店。土佐カツオ味噌の炙りチャーシューメン。

2015.01.27

子供の頃、
福岡県に行くツアーに参加したことがある。

たしか小学校高学年から
中学生くらいを対象としたツアーで、

基本的には親子で参加することを
想定して作られたツアーだった。

そのツアーに、当時12才、
中学1年生の私は1人で参加した。

いまはすっかりチキンだが、
子供の頃は凄まじい度胸を持った人間だったのだ。

道中で仲良くなった
須崎市在住だという母子と一緒に食べた、
博多の屋台の豚骨ラーメン。

それが子供ながらに、
衝撃的な美味しさだった。

以来、私は、

「ラーメンはなに味が好き?」

そう訊かれるたびに、

「豚骨っ!」

と即答するようになった。

だが、あれから
20年の月日が流れた。

幡多の屋台で受けた
衝撃的な豚骨ラーメンの記憶も
徐々に薄まり……。

最近はわりと
なに味でもよくなった。

2014年12月。
寒い日だった。

私は突然、
味噌ラーメンが食べたくなった。

近年、豚骨が食べたくなるということは、
あまりなくなり、寒いと味噌が食べたくなる。

三十路を回ったからだろうか。
(※ ここ一応ダジャレです)

よっし……!
それじゃ行こうか……!

味噌ラーメンの……!
向こう側へ………!!

麺屋・國丸9

『麺屋 國丸。 南国店』

「味噌と言えば國丸だろうがっ…!」
そんなノリでやってきた。

これほど味噌ラーメンを推す店は、
高知では他にないように思う。

入店して、びつくり。

麺屋・國丸1

ありゃ……!
メニューが変わっている!

以前は『九州味噌』や『信州味噌』を使った
ラーメンがあった気がするのだがなくなっていて、
『北海道百年味噌』と『土佐カツオ味噌』になっている。

<意表を突かれた……!
まさかメニューが変わっているとは…!>

人生、なにが起きるかわからないよ。

だが、ここは迷わない……!
俺は土佐人………!

麺屋・國丸2

土佐カツオ味噌……!
炙りチャーシューメンで勝負だ!

注目は真ん中。

麺屋・國丸4

これは……!
もしや、カツオ…!

中央にカツオ……!
カツオ節っぽいものが載っている!

果たして本当にカツオだろうか。
検証が必要だ。

一思いに食べた。

検証結果、
すぐに出る。

<間違いない…!
カツオだ……!>

以前、生のカツオが載ったカツオ丼を、
マグロ丼と間違えて食べてしまった私でも、
自信を持って断言できるくらいのカツオっぷりだった。

麺屋・國丸3

盛り付けが美しい。

満天の星空のようだ。

じゃあ……!
そろそろいくぜ……!

麺屋・國丸6

俺たちの……!
チャーシュー祭りっ…!

男はいくつになっても
チャーシューが好きな生き物よ…!
はっ。はっ。はっ……!

1枚1枚が大きい……!
重量級のチャーシュー…!

それが都合3枚……!
ドガンと鎮座っ……!!

こうなると、もう運命に抗うことは出来ない。
食べることでしか、私は満たされない。

麺屋・國丸5

らぁぁぁめぇぇぇぇん!

すすれぬなら、折りたたんで
食べてしまえホトトギス。

私はいくつになっても
ラーメンをすすることが出来ない生き物よ…!
はっ。はっ。はっ……!

麺屋・國丸8

「國丸=濃い」

それも、かなり濃い。
圧倒的濃さの味噌スープ。
というイメージがあったのだが…。

以前と味、違う。

人によって好みが
ハッキリ分かれる濃さだったのが…

幾分、まろやかに。

私の性格くらい、
マイルドになっていた。

卓上に『ゆず酢』があったので、
半分ほど食べてから、スープに投入。

すると…すぐさま……。

新世界突入。

「ゆず酢に出逢ってからの私は変わった…!
いままでとは世界が違って見えるの…!」

そんな雰囲気。

麺屋・國丸7

ラーメンに夢中になるあまり忘れていた。
セットで『半チャーハン』も注文したのだった。

残った味噌スープを、
まさに"味噌汁"代わりにして
半チャーハンを食べる。

やわらかな油の香りが、
味噌とカツオの風味に混じって鼻から抜けた。

麺屋・國丸9

◆ 麺屋・國丸。南国店
(高知県南国市明見886−1)
営業時間/11時~23時
定休日/水曜日
駐車場/有

『麺屋・國丸。南国店の場所はココっ・・・!』

↓ 読了ボタンを押していってね!(笑)