鍋焼きラーメン専門店 あきちゃん 後編/電光石火の超スパイシー | 生姜農家の野望Online

鍋焼きラーメン専門店 あきちゃん 後編/電光石火の超スパイシー

『前編を読む』


あきちゃん9

濛々と立ち昇る湯気。
<バターを入れたラーメン自体はよくあるけれど…
鍋焼きラーメンにバターは初めての組み合わせ…!>

ネギ、ちくわ、親鳥、
定番の具材と共に沈む、バターとコーン。

<旨いのか………!
果たして……いったい……!>

いざ!食べる……!

電光石火っ……!!

来るっ……!
来ちゃう………!!

あきちゃん7

バター!醤油!
互いに混じりあう芳醇な香り!風味!

まるでマキバ……!

食べていると見えてくる……!

北海道………!
日高辺りの牧場の風景が…!

雄大な草原………!
緑の絨毯の上をゆっくり歩く数頭の牛…!

そんな牛たちのお乳から作られたバター!

自然の恵み……!
お乳の恵みっ……!

ありがたいっ………!
ありがたいお乳っ……!!

お乳から作られたバター……!
それが醤油と融合することで広がる……!

新世界っ……!!

一通り食べ……
続いて『超スパイシー鍋焼きラーメン』へ…!

あきちゃん13

<胡椒か………!?
結構かかってんな……>

赤黒い色。
ルックスからほとばしる凶暴さ加減。

このとき竜一気付かない。

なにも思わず食べる。

瞬間………!

あきちゃん14

仰天っ………!

四の五の言わさぬ辛さっ…!
地獄級にスパイシーっ……!!

頭皮から噴出する汗……!
汗と汗と汗………!

滝汗っ……!!

さらに頭の天辺から……
足の爪先まで………

加速する血流っ……!

“熱い”っ……!!!

マグロが進出する速さで……!
体内を血液が駆け巡る……!!

食われる………!
このままでは俺が食われる…!!

あきちゃんの……!
超スパイシー鍋焼きラーメンは……!

とんだ刺客……!!!

思えば近頃………
辛いものをめっきり食べていなかった……。

そんな状態でこれと相対するのは……
素人が横綱と同じ土俵に立つのと変わらない!

あきちゃん15

救いを求め……!
もう一度…バターコーンの鍋に戻る……!

がっ…!無駄…!!
まったくの無駄っ…!!

結局は…超スパイシーが……
バターコーンの世界を支配し……!

バターコーンを………
超スパイシーにしてしまう…!!

想像はしていたが…!
難しい…………!!

ラーメン2杯同時喰いは……
天秤を操るようなもの……!

片方ばかり食べていると……!
もう片方がのびてしまう……!

2杯のラーメンの状態に気を使い……
互いのバランスを取りつつ食べ進める…!

それは…………!

一方を立てれば……!
一方が立たない……!

人間関係みたいなラーメン関係!

だから難しい………!

気の使い方……!
配分の仕方が難しい……!!

超スパイシーと……
バターコーンを交互に食べると……

圧倒的に超スパイシーが勝ってしまう…!

超スパイシーを食べたあとに
バターコーンを食べても………
超スパイシーの味が口の中を席巻し続け……
バターコーンの味はおおよそ感じられない……!

<両者を共存させるのは到底不可能……!
ならば先にどちらかを優先的に食べ………!
どちらかを控える作戦……それが得策……!>

迷った。

難敵は痺れる系の超スパイシー。

先に痺れるか。
あとで痺れるか。

間違えれば勝負の展開を
大きく左右する、緊迫の判断。

決めた………!

「先に倒す……!
超スパイシーをっ……!!」

もしかすると………
倒されてしまうのは……
自分自身かもしれない……。

でも引けない………!

この比類なき攻撃に……!
どうにか太刀打ちしなければ……!

超スパイシーの辛さの攻撃……!

それはまさに………
空から降ってくる無数の槍…!

避けようのない攻撃っ…!!

額から…頭皮から……!
湧き上がる汗をぬぐい……!
瀬戸際の状態で立ち続ける戦いのリング…!

燃え上がる顔面……!

目が痛いっ……!
辛さで目から火が出そうだっ……!!

がっ………!
もう後戻りできない……!

張ったロープを緩めると……!
転落する…………!

超スパイシーの谷底へ…!!

あきちゃん16

開店おめでとうございます。
そんな軽いノリでやってきた『あきちゃん』で…!

よもやの激戦っ……!!

朦朧とする意識……!
フラフラになりながら……
まずは凶暴・超スパイシーを攻略……!

続いてバターコーン……!
こちらは難なく攻略………!

ふたつの鍋の麺を食べ尽くし……!
スープのみの状態に……………!

まだまだ終わらせない……!
勝負続行だ…………!!

再度…注文!

「ご飯の中!」

ふたつの鍋焼きラーメンは両方「中」で注文。
締めのご飯も「中」で頼めば余裕。
そんな計算は戦前のもの。

超スパイシーの辛さの攻撃で、
完全に弱化した現在の竜一の胃。

その胃で再戦しなければならない…!

赤い悪魔と………!!

あきちゃん29

ご飯!中!

3割を超スパイシーへ…!
5割をバターコーンへ……!

あきちゃん30

2割…茶碗に残す……!

<保険さ………!
本来…勝負ってのは……
保険つきで挑んだりするものではない!>

だが相手は凶暴…超スパイシー……!
また辛さの攻撃にやられるのは明白……!

そうしたときに……
茶碗の中に白米という待避所を残しておくことは
大きな保険になる………!

最終局面!
ご飯割りの戦い!

あきちゃん34

麺を食べたときと同じく、超スパイシーから挑む。

<バターコーンと戦ったあとの手負いで…
超スパイシーは倒せない………!
必然的に超スパイシーからいくしかないっ…!>

もう毛ほども舐めたりしていない……!
むしろ恐れ入っている超スパイシーの非道っぷり…!

ここでスープの中で……
大事に取っておいた生卵を溶かす……!

<これで幾分まろやかに………>

ならない…!

生卵のまろやかさは…束の間……!
凶暴・超スパイシースープに跳ね返されおおす…!

終わった………。

立っているだけで精一杯……
そんな極限の状況で食べ進める、超スパイシーご飯割り。

<ご飯割りってなんだろう……
ご飯割りの”割り”ってなんだろう……

コイツは割りなんかじゃない…むしろ”掛け”…掛け算…
ご飯で誤魔化しても誤魔化しきれない悪魔的辛さ…!>

あとはなにがなにやら。
凄まじい悪天候で前が見えないような状況。

胴体着陸寸前でなんとか車輪を出し、着陸。
戻るべき場所に生還。

超スパイシー鍋焼きラーメンを、
最後の一滴まで完食した!

あきちゃん31

それからバターコーンのご飯割り。

こちらは楽勝かに思えた。
だがそれが甘い。

最後のスープ200mlほどの時点で、
気力と体力の限界を迎え、大幅にペースダウン。

保険に取っておいた白米も全部投入して…!
全力を振り絞り…唸りながら完食っ………!

あきちゃん33

辛いけど、旨かった!

ごちそうさまでした!

あきちゃん10
(↑ ノーマルの鍋焼きラーメン)

あきちゃん11

あきちゃん32

◆ 鍋焼きラーメン専門店 あきちゃん
(高知県高知市曙町2丁目4‐30 あかつきビル1F)
営業時間/11:00~17:00(売切れ次第終了)
定休日/日曜日、第1・第3月曜日
駐車場/有(店舗裏と、道路を挟んだ店舗北東に有り)

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『鍋焼きラーメン専門店 あきちゃん 後編/電光石火の超スパイシー』へのコメント

  1. 名前:あきちゃん 投稿日:2015/05/10(日) 09:54:30 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    りゅうちゃん最高!
    ちゅっちゅ
    今度は激辛やってね⭐

  2. 名前:竜一 投稿日:2015/05/12(火) 12:34:20 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    超スパイシーより辛い、激辛…((((;´・ω・`))))カクカクフルフル
    大変なことになりそうですね…!(笑)