物語と散歩の向こう側 | 生姜農家の野望Online

物語と散歩の向こう側

日本の遥か南の海上に、
白い渦巻きが3つ並んでいた。

「今年も台風の季節が始まったなぁ」

3つ並んでいた中で
最も左にあった台風は消え去った。

残りは2つ。

その内の1つ。
元々真ん中にあった台風は
中国大陸行きが、ほぼ確定。

あと1つ。
右にあった台風は海上に停滞し、
進路がなかなか決まらない。

「早く進学するか、就職するか、
ハッキリして欲しいわ!あなた!」

と、卒業間近の子を抱える
保護者みたいに思っていた。

心配していた矢先、進路決定。

天気図

来るってよ!

ありがたいっ………!

…くない!

杭でも打つか。

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日が照ると、かなり暑い…。
火力が完全に夏仕様。

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私が外にいるときだけ曇って、
外にいないときだけ都合よく晴れてほしい…。

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時折、天然水で顔を洗って冷やす。

足を浸けておくと、
足元が冷えて以後2分くらいはイイ感じ。

冬場に身体を暖めるとき、
足元を暖めると良いのの逆パティーンの考え方。

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草もむしっておこう。

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これだけ生えていたら、正直むしりたくない。
無視りたい。(上手い!)

おもむろにむしり始める。

「おっ!」

雨上がり。
土が湿っていてむしり易い。

両手を使って二刀流、
宮本武蔵状態でむしりまくる。

しゅんしゅんしゅん………!(効果音だよ)

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ある朝、人で溢れ返る喫茶店にて、
モーニングセットを食べていた。

窓の外に見える山々。
黒い雲がかかっている。

「オニギリないねぇ…」

パンを口に含んで外を見る。
雲の状態は数秒前と変わっていない。

薄いコーヒー、厚い雲。
うーん。ゆで卵は美味しい。

「卵ってのは絶対的なものなんだ。
嫌いな人がいない。
アレルギーとかそういうので
体質的にダメな人はいるかもしれないけど、
卵が嫌いな人ってあんまり見たことがないだろ?」

松山の居酒屋の大将の話が
頭の中に蘇ってきた。

卵は絶対的………。
うどんだって絶対的なものかもしれないな…。

窓の外に見える山は微動だにしない。
そりゃそうだ。

うどんと卵……。
共通点は………。

白さ?

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白い犬。
白いシャツ。

夕方。白くて丸い犬を引っ張っていた。
松山で買った開襟の妙なシャツを着て。

すぐそこに見える山々には雲がかかっている。
朝見たときより低い位置にかかっている。

農道の脇の田んぼに植えられた
早稲の穂は色付き、間もなく収穫できそうだ。

用水路にかけられた橋。
手前に50センチメートルほどの段差がある。

白くて丸い犬はジャンプした。

前足は段に引っかかったが、
後ろ足が上がりきらず、
白くて丸い犬はそのままズルズルと段から落ちた。

お腹がつかえたね………。

完全にテンションが下がった白くて丸い犬。
勢いをなくし、トボトボと農道を歩く。

凹んでいる。
お腹は丸いのに凹んでいる。
犬のくせに凹んでいる。

はっはっはっ!

…………笑えない。
犬のことを笑ってなんかいられない。

俺たちお腹がポンポコリン……。

↓ 凹んだ話を書くと2回凹めるという…。
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