「美食酒房 英屋」の絶品牡蠣はもう牡蠣ではない! | 生姜農家の野望Online

「美食酒房 英屋」の絶品牡蠣はもう牡蠣ではない!

英屋・飲み放題コース3

「えっ!これホントに牡蠣(かき)?」食べた瞬間、動揺して何度も確認した。「え?これホントに牡蠣?」

『美食酒房 英屋(ひでや)』の牡蠣は只者ではない。それが出てきたのは8月最後の土曜日だった。

英屋
(店舗画像は一年以上前に撮影したものです。閉店間際に撮ったので照明が消えてます。すんません。このときはお腹は出てないけど、すでに顔が丸いです。差していた傘はどっかの飲み屋に忘れてきました)

何度目かの英屋さんだけれど、飲み放題コースは初めて。3時間、5500円のコースを予約してくれていた。

見つからないようにコッソリ入店するつもりだったのに、大将の娘さんに早速見つかってしまう。
娘さんが書かれているブログは毎日のように読んでいるけれど、実際にお会いするのは久しぶりで、何だか照れる(笑)。(娘さんが書かれているブログはこちら!→ 『英屋のぶろぐ。』

大将はカウンターの向こう側で忙しそうにしていた。英屋は満席だ。

英屋といえば、その娘さんがブログで「何がお魚天国じゃ!」と痛快なキレ芸を披露している影響で魚イメージがあるのだけれど、さすが。期待を裏切らない。

英屋・飲み放題コース11

序盤に刺し盛りがドーン!ときた。
<うぇーい!>たちまちテンションが全日空の離陸角度くらい上がった。<やっぱりお魚天国じゃん!>

魚の食感がもっちりとしている。牛でいえば、土佐あかうし。刺身を食べているのではない。お刺身をいただいている、いただいているんどす。何か京都風味でそう言いたくなる、上品な味がする。

一切れ食べれば頭の中に太平洋が浮かび、カモメが飛ぶ。二切れ食べればそこに白い雲が漂い、大きな漁船がやってくる。

漁船に乗った漁師はカツオを片手に声をあげた。
「とったどぉぉぉー!」

そういう想像が食べただけでできてしまう。それくらいの強さが、魂が、魚に宿っている。やはり英屋は魚遣いだ。

英屋・飲み放題コース2

次々に料理が運ばれてくる。『海鮮ちらし』、『うちわ海老の唐揚げ』

英屋・飲み放題コース5

<うちわ海老って何…!?>
美食で知られる私も初めて食べた。<殻が付いちゅう感じ?>

殻と思われる部分ごと食べる。殻と思われるものが「バリバリ」と音を立てて口の中で砕ける。身と思われる部分はブリブリしている。

<こりゃあ酒に合う!>ハイボールを濃いめでお代わりした。<名前の通り、なんかちょっとだけ形が”うちわ”みたいやね>

英屋・飲み放題コース7

うちわ海老の香ばしさに包まれていると、『黒毛和牛のステーキ』もきた。

英屋・飲み放題コース8

一目見た瞬間、雄大な草原、牧場の風景が広がるほどの攻撃力。ミディアムレア。<ありがたいどす!>

<いやぁ、未曾有の豪遊やな。今日は体重気にせず食べよう>などと元気にパクついていると、大将がきて言う。

「今日は竜一君がきてくれる言うき、えい牡蠣仕入れちょったき、特別に…」みたいなことを。

「えぇー!ホンマですかぁー?僕来るって絶対気付いてなかったでしょー?」なんて笑ってツッコミを入れつつも、大将が置いていった生牡蠣をありがたくいただいたそのとき、衝撃が走る。

英屋・飲み放題コース4

「なんだこの牡蠣は。こんな牡蠣食べたことない…」むしろ牡蠣ではなく、別の貝なのではないかと疑ってしまう次元。「めっちゃ美味しいっ…!」

私はよくお世辞を言う。本音なんか対外的には滅多に言わない。「本当のことを言ってはいけない」。サイレントマジョリティとして生きたほうが日本社会では楽だからだ。

どこかのプロブロガーと違って、『生姜農家の野望Online』は一銭も生み出さない。わざわざケンカを売るほど必死になる必要なんてないのだ(いまちょっと売ってしもたけど)

そんな典型的日本人気質の私だが、英屋のこの牡蠣にお世辞なんか必要なかった。

英屋・飲み放題コース6

クリーミーなんてもんじゃない。クリーミーというか、もうクリーム。牡蠣だけどクリーム。
<海のミルクとか例えるけれど、例えじゃなくてこりゃミルクや!海のミルクそのものや!>

超、旨い。
頭がおかしくなりそうなくらい旨い。

牡蠣だけど、本当に牡蠣ではないような味なのだ。
一般的な牡蠣の戦闘力を1万とすると、英屋牡蠣の戦闘力は1000兆。通常の牡蠣では実現不能なスーパーサイヤな世界に到達してしまっている。

一つの牡蠣を四分割くらいに切ってくれているのだけれど、その内の一つを箸が滑って脇のポン酢(?)の中に落としてしまったときなど、<うわぁ!ごめん!ちょっとだけ浸けるつもりやったのに!>と牡蠣に謝ってしまった。

ポン酢をたくさん浸けたら牡蠣に申し訳ない。そんな気さえし始める。最高の牡蠣だった。

英屋・飲み放題コース9

終盤、『金目鯛のあら炊き』が出てきた。
<普段、家では金目って食べれんきねぇ>

身がふっくらしている。甘辛くて美味しい。”あら”も牡蠣も元々大好物だけれど、英屋のは一味違う。
<美味しい食べ物って人を幸せにするよね>

3時間の飲み放題が終わっても店内はまだまだ大混雑で、ゆっくりお話することができそうになかったので、帰り際、カウンター越しに大将の手を握ってきた。

店を出てから大興奮。
<きゃぁー!料理人の手っていう感じがしたー!>

* コース料理はこの記事に掲載したものがすべてではありません。

◆ 美食酒房 英屋
(高知県高知市甘代町4ー9 メトロポリタンビル1F南)
営業時間/17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日/日曜日(月曜祝日の場合は営業、月曜休み)

↓ 1日1回、押して励まして。
【人気ブログランキング高知に参加中!】
ケツプッシュお願いします!

スポンサーリンク

竜一を監視(Twitterフォローなど)