「稲刈り2015」コンバインはクボタです | 生姜農家の野望Online

「稲刈り2015」コンバインはクボタです

「いまどき稲刈りぐらいで騒ぎませんよ、あたしゃ」と、余裕しゃくしゃくで挑んだ秋の風物詩だったが、コンバインに搭乗すると若干緊張した。罠だらけなのだ。

車なんか滅多に通らない田舎の狭い道路を走らせれば、そのとき限って前方から車が来るし、コンクリートで固められた田んぼの入口はなかなかの急勾配で、進入時に下手するとコンバインのノーズを打ち付け、大事な刈り刃部分がブチ壊れるようになっている。

「壊したらいけない」その一心でコンバインを操縦した。

収穫した籾(もみ)を運ぶ係であるオビ=ワンの予定の都合上「一日で刈る」というノルマがあったので、コンバインは終始全速。大胆かつ慎重に、蝶のように舞い、蜂のように刺す。そんな感じでガツガツ刈る。

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三時間ほど刈り、午前の部終了。目標にしていた面積を大体刈り終え、順調だ。

昼食後、いつもは文庫本を読みながらゴロゴロ寝て二時や三時にようやく動き始めるという、勤め人が聞いたら驚くような、ゆるい毎日を送っているのだが、さすがに稲刈りの日は忙しい。

ごはんを食べてからNHKの朝ドラ『まれ』の再放送を観て、一時のニュースを観終わった段階でテレビを消し、仕事着に着替えた。文庫本は五ページくらいしか読まなかった。偉い!

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午後からも全速で刈る。
途中でコンバインの刃の部分に稲が詰まったときには「おっ」と思ったが、去年もあったトラブルなので、慌てずにコンバインを止めて稲を取り除いた。

おそらく夕方六時半頃までかかるのではないか。最後は日が暮れながらの稲刈りになるだろうな、と予想していたのだけれど、夕焼けもしない内に刈り終えてしまいそうだ。

だとすると今年のコンバインの労働時間は正味七時間くらい。
<コイツの給料を時給に直したら凄そうやな>

「銀座のホステス…」操縦しながら、そんな言葉が脳裏をよぎる。

操縦者の腕がいいから仕事が早い。
結局午後四時半くらいには、すべての田んぼの稲刈りを終えてしまった。

「わりあい早かったねゃ」みたいなことを言うオビ=ワンに「そう?こんなもんでしょ」と、どっかのF1ドライバーみたいな表情で答えた。

「帰るまでが稲刈り」
慎重に道路を走らせて家まで帰り、ホステスを納屋に格納した。

ボクをおしていってね!(笑)
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