農家が伐って農家が作って農家が立てた、竹の杭(竜神丸) | 生姜農家の野望Online

農家が伐って農家が作って農家が立てた、竹の杭(竜神丸)

ついに生姜の収穫準備に入った。
と言っても実際に収穫するまでには、まだ一カ月近い日数があるが、なにせ畑は東京ドーム二千個分の面積だし、準備することが多いもので、早々にやり始めておかないと間に合わない。

まずは網を張る支柱にするために、畑の中にたくさん立てた竹の杭を抜く。
「オラぁ、肩が痛いき、よう抜かんぞ」とオビ=ワンが真顔で言うので、一人で抜く。

まかせておけ。私は痛いところがまったくない。体力もちょっとした鉄人くらいある。
しいて痛いところがあるとすれば、このあいだ魔王を食べてからケツの穴が痛い。

あのあとも魔王は私の中で生き続けていたのだ。

どれだけ痛かったかというと、魔王を食べた数時間後から、とにかくケツの穴が燃えるように痛かった。むしろ本当にケツの穴から炎が噴出しているのではないか、と思ったほどだ。

けれども、もうだいぶ治ったから、たぶん問題ない(※魔王との死闘・参考文献)。

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一本一本、竹の杭を抜いていく。
このとき絶対に手袋をしておかなければならない。竹の”ささくれ”が突き刺さるからだ。

手に竹のささくれが突き刺さったら、そりゃあ痛い。手に刺さった注射針が折れるのと同じことだ。想像しただけで目の前が暗くなる。

でも手袋さえしていれば、ささくれなんて恐くない。

竹の杭は左右交互に立っている。そのため素早く動いて抜いていくと、まるで列車の車内で切符を確認する車掌さんみたいな動作になった。

「はい、竹、拝見しまーす!竹、拝見しまーす!」

こうなったら車掌コスプレで畑に立ってやろうか(もちろん女性車掌のほうで)。

一本一本、杭を抜いていると、数カ月前のことが思い起こされる。

冬場にオビ=ワンと共に山に登って何日もかかって竹を伐り、それから今度は誰の助けも借りず、防寒用のジャンパーを羽織って、一人、また何日もかかって竹を削っていたあの日々を(※参考文献1)(※参考文献2)(※参考文献3)。

畑に立つ数千本の竹の杭、一本残らず自分が削って拵えたのだ。

普段はあれだけチャラチャラしている人間が、田舎の寒空の下で竹を削るという、地味だけど根気のいる、それでいて実際は結構な危険が伴う仕事をやってのけたからこそ、いまがある。

声を大、ぶっかけ大、あるいは釜玉特大にして言いたい。
「俺SUGEEEE!」

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杭を抜いていると、次第に日が暮れてきた。
時刻を確認した。まだ午後5時半だった。この頃は日が暮れるのが早い。

別の作業をしていたオビ=ワンと合流して帰る。

「夏じぶんからいうたら、一時間から違う。前は7時頃まで仕事ができよったが」
オビ=ワンはそう言って薄暗いあぜ道をヨタヨタと歩いた。

ボクをおしていってね!(笑)
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『農家が伐って農家が作って農家が立てた、竹の杭(竜神丸)』へのコメント

  1. 名前:近藤。 投稿日:2015/10/02(金) 20:51:21 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    高知ラーメンデータベースで紹介されている高知介良のぶりこを南に向かったところにある「王様ラーメン」の食レポをしてくだしゃぁーい!旨過ぎてビビるらしいです。

  2. 名前:竜一 投稿日:2015/10/02(金) 23:16:31 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 5b90e6ad183357a027ec0d0443bc9637
    王様ラーメン、偶然にも今日の昼間に行ってました。
    がっ!しかし!時間が遅すぎたようで、すでに終業されておりました(汗)

    旨すぎてビビるというのは、すごいですねぇ。
    私は初めての店など入る前からビビってますので、一度の来店で二度ビビれそうです(;´Д`)