生姜は女の子である。 | 生姜農家の野望Online

生姜は女の子である。

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相変わらず生姜畑に立てた竹の杭を抜き、網を外していた。
生姜の茎を支えるため、畝(うね)の上に平行に張った網を、オビ=ワンと私が畝の両側に分かれて立って外していく。

外し方は物理的なもので、ただ上方に引っ張って外すのだが、葉や茎が生い茂っているので簡単には外れない。ある程度の力が必要だ。

今年で七十八歳になる熟年ジェダイにはなかなか大変らしく、オビ=ワンは終始、肩が痛いだの腰が痛いだの不平不満を述べていた。仕舞いに”あばら”が痛いとも言っていたので、要はどこもかしこも痛いらしい。

ひたすら網を外して、夕暮れどき。また他の作業をオビ=ワンと分かれて別々にしていたときだった。

畑の中に人の背丈ほどに成長した「セイタカアワダチソウ」が生えていた。私はそれを抜こうとした。セイタカアワダチソウの周りには生姜の葉や茎が生い茂っている。

手で草を掴み、ひと思いに抜いた。
「バキッ」と音がした。
「ありゃ!」と声が出た。「生姜まで一緒に抜いてしもた!」

抜けたものは仕方がないので、持って帰ることにした。

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軽トラに積もうと畑から出ると、ちょうどオビ=ワンに遭遇した。

笑いながらオビ=ワンに言った。
「草と一緒に生姜引いた!」

オビ=ワンは、ふむふむと生姜を見た。

「芋は、こまいけんど、肌はなかなか綺麗なで」と私は生姜を撫でた。
「そりゃあ掘るまでいうたら、まだひと月あるもの」オビ=ワンは生姜を手に取り、裏返したりした。「いまが娘盛りじゃ」

夕暮れの生姜畑

生姜は、俺たちの娘。

土の中に植えると、子孫を育む。
生姜は女の子なのだ。

白い肌。茎の根元はピンク色。
<エロい目でしか見れねぇな>

ボクをおしていってね!(笑)
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