今年の畑は伊勢うどんである | 生姜農家の野望Online

今年の畑は伊勢うどんである

早朝から辺りが真っ暗になるまで続く生姜の収穫も一段落。

本来ならこの時期まったくもって忙しくしているのだけれど、今年は過去最高のハイペースで収穫が進んでいる。まだ土の中で成長を続けている生姜を早く収穫してしまうと結果的に損なので、一旦中休みを取って、今月中旬から収穫を再開することにした。

「生姜掘り」というと、茎を持って引っこ抜いて収穫するというイメージを持っている人が多いように思う。たしかに普通はそうして収穫するのだけれど、数万株の生姜を全部そのような方法で収穫するのは大変だ。きっといつしか腰には激痛が走り始めることだろう。

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そこで登場するのが、生姜の収穫機「生姜ハーベスタ」君だ。我が家のXウィングこと軽トラに乗って畑まで来た彼の価格は、なんと軽トラ二台分近くする。

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生姜の収穫は、この収穫機を使って土の中から掘り出しておいて、手作業で引き抜く、土を落とす根をむしる茎を切るといった流れで行う。

その中でいつも時間を取られるのは土を落とす行程。しかしそれが今年から新しく作り始めた畑の土がサラサラしていて落ちやすいということで、大幅に時間短縮されたのがハイペースで収穫が進んだ要因だと思う。かたい土よりはやわらかい土のほうが生姜も成長しやすいし、収穫時に土も落ちやすい。土はやわらかいに越したことはないなと実感した。

だが、うどんの場合はそうはいかない。讃岐系のうどんが好きな私としては、やはりコシが重要だ。表面がやわらかいのは構わないが、芯までやわらかいのは「この麺ブヤブヤやん」となる。やわらかくてもコシがあるのは「軟弱ゴシ」なんていってそれはそれで良いのだけれど。

逆にかたいうどん。ゴムみたいな食感の喉に詰まりそうなうどん。これが結構私は好きで、現在長期休業されている土佐山田の『さかえ』には、一時期陶酔していた。あの店の麺は”冷やで食べると”本当にかたい。もしかすると小麦ではなくゴムを使用しているのかもしれない(あれを『釜揚げ』や『釜玉』にすると、また違った感じで伸びてくるんだよね)。

でも土の場合は、『さかえ』のうどんみたいにかたいと生姜が作りづらい。やはりやわらかいほうが良い。やわらかいといえば伊勢うどんが有名だから、つまり生姜栽培は讃岐うどんよりも伊勢うどん向きだということだ。

「伊勢うどんで作ってます。今年の生姜。」
(お求めはお近くのスーパー、八百屋さんなどで高知園芸連マークの入った、安心怪しい巨大組織JA系のものを。笑)

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