開墾物語 エピソード5/生姜だましい | 生姜農家の野望Online

開墾物語 エピソード5/生姜だましい

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長く続いた開墾も最終局面。五日目に入っていた。
残っているのは、上段の荒れ地と下段の荒れ地のあいだにある岸の上方。さらに上段の畦。それともう一箇所。上段の岸の上方。計三箇所。

草刈りは「下から刈る」。これが基本。
まずは下段の岸の上方から刈ることにした。

他の箇所は、最後に刈ってからまだ一年ほど。しかし残っている二つの岸の上方は、四、五年は刈られていない。そのため「梶(かじ)」を中心とした木々が茂っている。

数百本はあるそれらすべてをノコギリで伐っていたら埒が明かない。まともな足場もないのでチェーンソーも使えない。可能なものは草刈り機で刈るのが最善。

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草刈り機の刃は使うたびに砥いでいる。当然、砥げば砥ぐほど刃の直径は小さくなる。
普段、草を刈るときは、使い古していない大きな刃を付けたほうが仕事が捗るが、この局面、あえて小さい刃を付ける。

対象物は草ではなく、木。有象無象の木々に立ち向かわなければならない。

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下段の上方の岸、上段の畦を刈り終えて、六日目。

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最大の難所、上段の岸を刈る。
ほぼ垂直。足場はない。自分で刈った細い木の切り株に足をかけ、岸にへばり付いて草刈り機を振る。

岸にはバラ科の植物がたくさん生えている。ズボン越し、バラが尻に刺さる。痛い。しかし耐える。痛みを伴う開墾。その先に生姜がある。

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生姜だましい。
たとえ己の尻が朱に染まり、紅生姜になろうとも、生姜を作らなければならない。

気合いだ!気合いだ!気合いだぁー!
おいっ!おいっ!気合いだぁー!

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長く続いた荒れ地での戦いが、終わった。

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before

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after

(開墾物語・完)

ボクをおしていってね!(笑)
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『開墾物語 エピソード5/生姜だましい』へのコメント

  1. 名前:アホリかん 投稿日:2015/12/15(火) 19:49:38 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    最後の方の、
    己の尻が紅生姜になろうとも…

    には、笑ってしまった!(⌒▽⌒)

  2. 名前:SRY☆ガースー 投稿日:2015/12/16(水) 12:30:17 ID:589fc6ab0 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    本日、生姜栽培には欠かせないケイントップ国内シェアNo1の東亜貿易株式会社さまを取材させてもらいましたが、先様から竜ちゃんの名前を聞き、嬉しくて「今度連れてきますヽ(^o^)丿」宣言をしてしまったことをご報告します(*^_^*)三里うどん食べに仁井田に行こう♪あそこの17:00~の夜ラーメンも気になるでね~