ドレッシングさえいらない。「とんかつ」にキャベツはなぜ合うのか | 生姜農家の野望Online

ドレッシングさえいらない。「とんかつ」にキャベツはなぜ合うのか

コロッケにキャベツは、どうして合うのだろう。

そんなことを言い始めたら、トンカツにキャベツも合うじゃないか、そんな意見が出てくるのは至極当然だ。エビフライにキャベツも合う。

キャベツは万能だ。

コロッケに添えられた千切りキャベツを食べるなら、ドレッシングなんかいらない。ソースだけでバリバリ食べられてしまう。

「コロッケの本体は、むしろキャベツだ」そんな気もしてくる。

可笑しな話だが、たしかにコロッケはキャベツが本体なのだ。

考えてもみて欲しい。コロッケを食べているとき、キャベツ8、コロッケ2、程度の割合でキャベツを先行させて食べられるはずだ。

そしてコロッケは「ご飯」にも合う。

白飯8、コロッケ2の割合で上等。余裕でガツガツ食べられる。

なぜだろう。私は考えた。

やがて一つの結論にたどり着いた。

黒幕はソースだ。

ソースがコロッケとキャベツをつなぎ、ソースがコロッケとご飯をつないでいる。

アイツが…ソースの野郎が裏で暗躍していたんだ・・・!

暗躍する者には、暗躍できるだけの力がある。

なんだかんだで、

ソースは偉い。

私は子供の頃、白飯にソースをかけて食べる男を見たことがある。

彼にとっては、もはやコロッケはおろか、キャベツすら必要なかったのだ。

コロッケにおいては、つなぎ役。ソースご飯においては、先発要員。

本来はつなぎ役だが、先発もできる。野球のピッチャーだったらチームから重宝されるのは間違いない。

揚げものと抜群の相性を見せるキャベツ。それを裏で支えていたのは、ソース。

キャベツもすごいが、ソースもすごい。ソースなくして、キャベツとコロッケのコンビネーションは100%完璧にならない。

私は宙を見て言った。

「やっぱソースは、すげぇや・・・」

そのときソースが答えた。

「ソーッスね」

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