たも屋!釜玉うどんのおいしい食べ方。つゆ、醤油、かけ出汁の順よ!

2017.05.04

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たも屋!釜玉うどんのおいしい食べ方。つゆ、醤油、かけ出汁の順よ!

2017.05.04

休日の朝ごはんといえば「うどん」!たも屋で「朝うどん」しかないだろう……!

手打ちうどん たも屋南国店

ここ最近『潮江店』『大津バイパス店』など、『たも屋』をウロウロしていた竜一。久々…でもない『南国店』参上!

「朝うどん」の「たも屋」。

(▲ 画像は「かけうどん」)

高知では希少な午前中の早い時間からうどんが食べられる店『たも屋』。高知5店舗すべてが朝8時から営業している。

味噌汁文化のせいだろうか。
「朝は気分的に、出汁が入った『かけうどん』が食べたくなることが多いけれど……」

卵焼き文化、目玉焼き文化のせいだろうか。
「朝は『卵』も食べたくなるんだよねぇ……」

でも「釜玉うどん」だと、出汁が飲めないじゃない……。

「私、お汁が飲みたいの!」

そんなことを言う人がよくいる。竜一はいつも思う。

だったら飲めばいいっ……!!

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釜玉うどんの食べ方。

「かけうどん」などでは待ち時間ゼロの『たも屋』。だが「釜玉うどん」を注文した場合、昼のピーク時以外は大抵待ち時間が発生する。

これは「釜玉」の麺は茹でたての「釜揚げ麺」でないといけないため、注文が入るごとに麺を茹でる必要があるからだ。

注文してから、席に腰を下ろして数分待っていると「釜玉うどん」が出来上がり、呼ばれる、あるいは店員さんが持ってきてくれる。

勝負はここから。

『たも屋』の場合は、「釜揚げ・釜玉用つゆ」みたいに書いた札がかかる大きな寸胴に入った出汁を、自分でうどんにかけなければならない。

これが難しい。
「小」「大」「特大」。注文した「釜玉うどん」の大きさに合わせて、出汁の量を調整しなければならない。

初心者の90%は、大抵の局面で失敗する。

出汁をかけすぎるのだ。寸胴から出汁を取るときに……。

欲張っちゃうんだよ!
「人間は皆、欲張り。釜玉うどんに出汁をかけるこの局面で、本来の人間性…欲張りな本性が出てしまう……。怖いよなぁ……」

うどんは、人の本性を暴くっ……!

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釜玉用出汁のかけすぎを防ぐには。

欲を捨てる!それが答えっ……!

「釜玉用出汁を少なめに入れる。目安としては『たも屋』のお玉に半量ほど。それが最善。もちろんそれだと出汁の量が足りず、味が薄すぎる」

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そこで登場するのが卓上の「醤油」!

とりあえず食べてみて、味を見ながら、薄いと思えば「醤油」を垂らし、味を調整する。

それが答えさ……!

俺はこのやり方で10年『たも屋』を攻略し続けているんだぁぁぁっっっ……!!!

だがセルフうどんは、いくら通っても完璧にはなれない。

まるで人生のようだ……。

この日は、取りすぎてしまった……。
トッピングを食べきれないほど取ってしまった……。

朝、開店直後の時間帯だったため、トッピングコーナーの天ぷら類はまだ並びきっていなかった。

「お好きな天ぷらを言っていただいたら、すぐ揚げますので」と声をかけてくれる店員さん。

竜一、「鶏天」をお願いする。
「大きいですけどいいですか?」と店員さん。

大きい?

直後、厨房に向けて声を発す店員さん。
「スーパー鶏天いただきました……!!」

す、スーパー鶏天……!?

出来上がった「スーパー鶏天」は、まさにスーパーな鶏天だった……!

「デカっ……!」

思わず目を丸くしてそう言う竜一に店員さん、優しい。

「切ってきましょうか?」
「あ、はい……」

(しまった。俺がデカいとか言ったから…。余計なことを言っちゃったな……)

うどんのトッピングとは思えないほど、大きな鶏天。うどんがなくとも、ごはん味噌汁があれば「鶏天定食」で通用しそうである。

大きいのは鶏天だけではない。ナスも大きい。

▲ 一見、普通の「ナス天」。

▲ 「釜玉うどん」の上にのせると、この状態。

器からはみ出す……!
ナス天の圧倒的存在感……!

「これだけ迫力があると嬉しい気持ちになる……」

うどんは迫力やっ……!
「大きいは正義、そんな気もしてくる……」

大きな鶏天と、大きなナス天。
「うどん『小』で良かったかもしれない。トッピングでお腹が張る……」などと言いつつも、キッチリ完食した「釜玉うどん」。

これで終わりではない。

ここから竜一の最終奥義が炸裂する!

食べ終えた「釜玉うどん」に「かけ出汁」をそそぐ。

  1. 食べ終えた「釜玉うどん」!
  2. その器を持って、かけ出汁が入ったタンクに向かう!
  3. タンクのコックを倒す!
  4. 器に出汁を入れる!

すると!なんということでしょう!
器の底に残った卵が、かけ出汁の熱で固まって、卵スープのようになるのです……!!

これが俗に言う「出汁が飲みたいのなら、飲めばいいじゃない」走法である……!!

(*『丸亀製麺』でも、途中でかけ出汁を入れて「かき玉うどん」風にする似た食べ方を社長さん自らがテレビでオススメされていたようです)

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手打ちうどん「たも屋」高知全店完全攻略ガイド
手打ちうどん「たも屋」公式フェイスブックに掲載していただきました

高知の「たも屋」全店の所在地、営業日、定休日、駐車場

所在地
春野店⇒ 高知県高知市春野町弘岡下3454-1(地図
南国店⇒ 高知県南国市明見958−1(地図
潮江店⇒ 高知県高知市北新田町18−31(地図
高知インター店⇒ 高知県高知市杉井流10−1(地図
大津バイパス店⇒ 高知県高知市高須309−6(地図

(以下、全店共通)
営業時間/8:00~15:00
定休日/年始のみ
駐車場/有
営業形態/セルフ(詳細は別記事参照

一人行きやすさ/◎ 全店にカウンター席有り
子連れ行きやすさ/◎ 全店に座敷有り

(*うどん屋めぐりに「高知うどん全店リスト」もご活用ください)