農業は休みが少ない。農家は休めない、という幻想。 | 生姜農家の野望Online

農業は休みが少ない。農家は休めない、という幻想。

どうも巷のイメージでは、「農家は休みがないんでしょ?大変だね」ということになっているらしい。

たしかにロクに休みもせずに働く人は、高齢の農家に多い。しかしそういった人は、農業が仕事というよりも、趣味のようになってしまっていて、田んぼや畑に出ていないと落ち着かないからやっているだけだ。

一括りに「農業」と言っても栽培品目によって異なるため、一概には言えないが、現代の農家で「1年365日ほとんど休まずに働いている」という人は少数ではないだろうか。

むしろ農業は、ほかの仕事よりも休める。

露地生姜農家を営む「ウチの場合は」だが、人を雇う収穫時期以外は、休もうと思えばいつでも休める。平日や土日も関係なく休める。

その良さを痛感したのは、1歳の娘が熱を出したとき。

娘の熱は一時期40度を超えた。40度……娘の熱は一向に引かない中、私は引いた。ドン引きだ。「40度って…大丈夫なのかよ……」

戦慄の局面で、仕事なんてしていられない。

私は躊躇せずに仕事を休んで、熱が引くまでの数日間、娘とずっと家にいた。そして何かあれば自分が親として、全責任を負って対処せねばと考えていた。

一旦は熱も下がり、安心して私も仕事に復帰していたが、3日間ほどしてまた熱がぶり返した。私は再度仕事を休んだ。

そうして結局、最初の発熱から10日間ほどかかったが、何とか熱は治まってくれた。

近年では、新規に就農されるかたや、法人化して新しい農業の仕方をする人たちが出てきたけれど、「農業は休めないから大変」なんて言っている現役農家を見たことがない……。

休みが少ないと、その世界に凝り固まる。農業だったら農業の世界しか見えなくなるし、農業のやり方を他者から学ぼうにも、休みがないから勉強する時間がない、視察したくてもできない、ということになる。だから自由に時間の使える「休み」は多いほうがいい。

今後は、このように仕事のあり方、ビジネスとは何か!生きるとはどういうことか!学びとは!メイドコスプレの真髄とは!それらをブログで解説していく所存です(えぇ!?)

* 竜一さんの「農業力」と「うどん力」の炸裂に、ご期待ご来場ください。

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