駐車場うどん・秋の陣 前編/圧倒的美味

2011.10.18

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駐車場うどん・秋の陣 前編/圧倒的美味

2011.10.18

パスタやフォーなど、世界中に溢れる麺文化の中でも、
『和食』に位置付けられるジャパニーズヌードル。

『饂飩(うどん)』

うどんは恐ろしくシンプル。

小麦粉と水と塩だけ。
という材料も去ることながら、
食べ方も単純明快。

醤油をかけただけで頂く『醤油うどん』や、
出汁をかけただけの『ぶっかけ』、卵で絡めただけの『釜玉』のスタイルは、
他の麺では、なかなか無い。

うどんは愛された。
愛されて過ぎて、映画化までされた。

うどんの魅力は、計り知れない。

うどんに魅せられた者たちは、
うどんのことを語り出すと止まらなくなる。

『饂飩(うどん)』
それは日本が世界に誇る、

圧倒的・・・!
麺文化っ・・・!

である。

『花見』という名目だったことに、
帰って初めて気が付いた夢の舞台、「うどんオフ会」から数ヶ月。

再び、例の駐車場に集う、
小麦に導かれし者たち。

開催される・・・!
うどんオフ会・・・秋の陣・・・!

今回の名目は、月見だ。

とは言っても、
当日は小雨が降っていて、月が見える気配なんてまったく無い。

けれども、

こまけぇこたぁいいんだよ。

花より団子・・・!
月よりうどんっ・・・!

出掛ける前、Twitterを眺めていた竜一。

思わず、飲んでいたブラックコーヒーを、
吹き出しそうになってしまう出来事があった。

参加者の一人、butch(ブッチー)さんのツイートである。

ブッチーさんの衝撃発言・・・!

そのツイートを読んだ瞬間、
竜一、若干パニック。

「うぇぇぇぇぇっ・・・!
岡崎っ・・・!!」

うどんの岡崎

岡崎って・・・!
あの岡崎・・・!?

(※ 『うどんの岡崎』・・・今年8月に閉店された高知の超有名店)

<閉店された今も・・・麺を注文販売しているという話は聞いたけれど・・・!
それにしても・・・ホントに・・・あの岡崎のうどんが・・・来るの・・・!?>

歓喜・・・興奮・・・!
荒くなる・・・鼻息っ・・・!!

<これは・・・ドキがムネムネどころの騒ぎじゃねぇ・・・!
ドキがムネッムネッ・・・小さい『ッ』が付く事態だぜ・・・!>

思い起こせば、岡崎最後の営業となった今年の夏。

日を限定して店を開けるという方式だったこともあって、
私は仕事との折り合いも付かず、結局、行けずに終わった。

未練、残りまくり。

遠距離恋愛だった恋人と、
長期間逢えないままに関係が終わったみたいな気分だった。

それが、今回あの駐車場で食べられるというのだ。

鼻息が荒くなるのも無理はない。

今回も幻製麺所の山雀さん共に、会場に到着。

この時、既に、
とうやくさんと、jinrockさん一家が談笑していた。

そんな中、竜一、
持参したビール350ml6缶パックの包装紙を、
その場でベリベリと破り、景気付け。

立て続けに・・・ほんの2本・・・!
飲みおおすっ・・・!

「ゴクッ・・・ゴクッ・・・!
ぷはぁっ・・・!」

<うううううう・・・美味いっ・・・美味すぎるっ・・・!
働いたあとに飲むビールもうめぇけど・・・!
働かずに飲んでも・・・美味いものは美味いっ・・・!>

(※ この日、雨天のため、竜一さんは労働しておりませんでした)

若干、景気付けが過ぎて、
いい気分になり始めた頃に、発見。

誰が見ても五右衛門風呂

あら・・・こんな所にお風呂・・・!
五右衛門風呂があるっ・・・!

<でもこれ・・・!あかーん・・・!
めっちゃ沸いとるっ・・・これは暑過ぎて入れまへんでぇっ・・・!>

そう思ったのも束の間。

近づいてよくよく見てみると、
湯煙の向こう側に、うどんのようなものが見える。

<えらいこっちゃ・・・!
これ・・・!お風呂ちゃう・・・!>

おうどん湯掻いてはる!

でっかい茹で釜やぁっ・・・!

湯の中で泳ぐうどんを眺めて、
軽快に飲み進めながらも、心、落ち着かない。

<今回も来はるらしいんや・・・あの人がっ・・・!>

飲みまくりながら、
今か今かとその瞬間を待つ竜一。

すると・・・。

見た事も無い高級車に乗って颯爽と現れる・・・!
圧倒的・・・!局長っ・・・!

はるさん

<うおぉぉぉ・・・以前にお逢いした時より・・・!
ますます美しくなっておられるっ・・・!>

もう止められない、この気持ち。

きゅんきゅんするぅぅううう・・・♪

前回は、はるさんの真正面という、
局長観察には絶好の位置を確保した竜一。

今回は、はるさんの隣、
超至近距離を確保。

やったぁぁぁあああ・・・!
嬉し過ぎる・・・この状況っ・・・!

<しかも・・・!はるさん・・・!
なんか・・・すっげぇいい香りがするし・・・!>

興奮と緊張が入り乱れて、ビールが進む進む。

いっけんさんや、ねぎちゃん一家も来たところで、
みんなが持ち寄った食べ物をいただく。

生春巻き

冷しゃぶ

ピザ・ロイヤル・ハルさん しいら天
(※ 画像をクリックすると拡大して表示します)

<ぬおぉぉぉ・・・どれもうめぇ・・・!>

料理って・・・!
こんなに美味しく作れるものなのかよっ・・・!

料理がまるで出来ない竜一は、
ただただ驚くばかりだった。

鹿肉(美味過ぎ)

まるで本マグロの赤身ように光る、鹿肉。
生姜醤油を付けて、生のままでいただく。

これがまたビールに合うっ・・・!

大きな皿にたくさん盛られていたのだけれど、
みんな「喰うシカねぇっ・・・!」という凶器に満ちた目付きで、
ドンドンと食べて、アッと言う間に無くなった。

そうこうしていると、
茹で上がる、うどん。

いよいよ始まる・・・!
うどん乱舞っ・・・!!

(後編へ続く・・・!)
『駐車場うどん・秋の陣 後編/うどん夢幻郷』

愛をください。(;ω;)