九州 筑豊ラーメン 山小屋 フジグラン野市店 エピソード2/無限鎮座可能紅生姜

2011.11.09

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九州 筑豊ラーメン 山小屋 フジグラン野市店 エピソード2/無限鎮座可能紅生姜

2011.11.09

エピソード1を読む』 『エピソード3を読む


九州 筑豊ラーメン 山小屋 フジグラン野市店

『九州 筑豊ラーメン 山小屋 フジグラン野市店』

もう何度も来た、豚骨ラーメンの店、『山小屋』
しかし、ブログを確認すると、前回に訪れてからは一年以上の間が空いていた。

<そんなに来てなかったんだ・・・!>

月日が流れるのはこんなにも早いものか。

流れた歳月の分だけ、自分も歳を取っているハズなのに、
流れた歳月の分だけ、成長出来ているとは到底思えない自分を鑑みて出る、溜め息。

一歩、店内に踏み入ると、
若い男性と女性の店員さんの、客を迎える声が響く。

前は、おばちゃんばかりだったように記憶しているのだが、
一年間で店員さんの世代交代が行われたのか、
はたまた、たまたま若い店員さんのみで構成される曜日だったのか。

それはコチラの知るところではないし、知る必要も無い。

平日の18時過ぎぐらい、
夜のピークには少し早めの時間に入店したこともあってか、
店内に他の客は、誰一人としていなかった。

たくさんの席が空いた中で、私は一瞬の迷いを感じながら、
コソコソと、カウンターから一番遠い、隅の席に着席した。

私は並みのシャイボーイではない。
何処の店でも、店の人にチラチラと見られながら食べるのは苦手。

遥か彼方に、3~4人ほどの店員さんが居るカウンターを見やる。

カウンターから遠い席に座るということは、一長一短。
余計な気を使わずに食べられることと引き換えに、店員さんが遠い。

暫しの考察ののちに、注文を決定した私は、
<果たして己の蚊の羽音ほどの声量で店員さんを呼べるのか>
不安に駆られていた。

すると、私の様子を察したのか、
ハタチ前後にしか見えない若い男性の店員さんが歩み寄って来る。

俺の超音波を感じ取るとは・・・!
キミの前世はイルカかっ・・・!

三十路の農民は感激した。

九州筑豊ラーメン山小屋フジグラン野市店 塩とんこつラーメン

『塩とんこつラーメン』

豚骨ラーメン屋である『山小屋』
基本の「醬油豚骨」「味噌豚骨」は食べたことがあるけれど、「塩豚骨」は初めて。

たしか、それこそ前回に訪れた一年ほど前、
その頃から始まったメニューだったと記憶している。
 

九州筑豊ラーメン山小屋フジグラン野市店 塩とんこつの柚子胡椒

『柚子胡椒(ゆずこしょう)』を、
好みに合わせて溶かしながら食べてくれと、店員さんが言う。

<ふへぇ・・・!柚子胡椒って・・・!
最近スーパーでもよくチューブ入りのを売っているのを見かけるけど・・・!
ラーメン界でも流行ってんのか・・・!!>

九州筑豊ラーメン山小屋フジグラン野市店 塩とんこつラーメン 紅生姜乗せ!

大量のワカメが泳ぐ丼内。
とりあえず、取り放題の紅生姜を乗せる。

<俺が生姜生産者であることとか・・・!
そんなことはまったく微塵の関係も無く・・・!

紅生姜が鎮座していない豚骨ラーメンは・・・!

俺の心中でどう足掻いたって・・・!
何だか物足りないタダの普通の豚骨ラーメン・・・!>

寿司のガリと・・・豚骨ラーメンの紅生姜は・・・!
出逢わさなければならない・・・運命っ・・・!

九州筑豊ラーメン山小屋フジグラン野市店 塩とんこつ トッピングアップ

キクラゲ、メンマ、ネギ、チャーシュー、煮卵が席巻する中に、
紅生姜を好きなだけ乗せられる。

それすなわち、紅生姜取り放題ならではの、至福。

山小屋の1玉の量は、
九州系の豚骨ラーメン店らしく少なめ。

<1玉でお帰り・・・!?
フフッ・・・ご冗談をっ・・・!>

この局面・・・!
当然・・・替玉っ・・・!

おかわりだっ・・・!

(EP3へ続く・・・!)
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