生姜栽培

生姜に水を、農民にビールを

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もう何日もロクに雨が降らない。
「水は命の源」なんていうけれど、逆にいうと、水がない状況はたとえば人間でもそうだし、生姜にとってもよい状況ではない。

そこでジンジャーランド内すべての畑に灌水チューブを敷き、高いガソリンを入れてエンジンポンプを回し、連日、水をかける。
水は山の湧き水。人間も飲めるぐらいキレイな水だし、それぐらいキレイな水でないと、病気に弱い生姜にはかけるわけにいかない。

暑くなると生姜は水を欲しがる。


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夏の風物詩。
草刈りアルバイトに時々行っている。

先日はバイト代を貰った上に、普段家では飲まない・・・飲みたくても飲めない本物のビールをたくさんいただいた。
土佐弁で言うと「ビールどっさりもろた!」

<いやぁ・・・ありがたいっ・・・!ありがたいねぇっ・・・!>
いただいた瞬間は、毎日感謝しながら1缶ずつチビリチビリ飲む所存だったけれど、暑さも手伝ってゴンッゴンッ!飲んでしまい、空き缶だけが増えていった。

暑くなると農民はビールを欲しがる。


ボクは自販機の前に立ち、バイト代を自販機に投入する。
ボタンを押すと、自販機は重厚な音を立てて吐き出す、発泡酒を。

ボクは家に帰り、震える手で、さっき買ってきたばかりの発泡酒の缶のプルタブを開ける。
魅惑の香りがゆっくりと漂ってくる。たまらんちん。


ある日の昼食時、冷奴を箸で切り分けながらオビ=ワンが言う。
「このあいだもろた草刈り代、はや飲んでしもたろう!」

「うんっ・・・!」

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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