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出汁を取る農民 前編/こがね色の海

投稿日:2014.08.16 更新日:

「さば節」「宗田かつお節」「むろあじ節」が混合された削り節を生まれて初めて購入した。自分で出汁を取ってみたかったのだ。

私はうどんが好きで馬鹿みたいにハシゴしてまで食べ歩くことがあるが、それこそ讃岐うどんの世界では、うどんのつゆのことを「出汁」と呼ぶ。

本当に美味しい出汁に出逢ったときの感動は凄まじく、若かりし頃は「圧倒的!攻撃力!」などと興奮気味に口走る有様だった。

その出汁を取ってみたい。自分で美味しい出汁を取って自分で感動したい。そんなことを言い始めるのは日本人として当然のことと思えた。

肉吸い1

ガスコンロに火を点けて、湯を沸かす。そこに削り節を放り込む。

肉吸い2

俺は、もこみちだ。

肉吸い3

「お前はアホか」と人は言うだろう。
だが削り節を鷲掴みにした瞬間、全身に、もこみちが駆け巡るのを私はビンビン感じた。

肉吸い5

しばらくすると雰囲気が盛り上がってきたので、削り節をこす。

肉吸い6

出汁を取られた削り節はクタクタになっていた。風呂上りのお爺ちゃんみたいだ。

肉吸い8

「うわっ!すごい!こがね色!出汁めっちゃ出ちゅー!」
削り節を取り除き、液体だけになったそれを見て、私は瞳を潤ませた。

やった!やったぞ!
俺にも出汁が取れたんだ!

生まれて初めて購入した削り節で、生まれて初めて出汁を取ったのだ。
歴史的瞬間。私は私の歴史にまた新たなる一ページを刻んでしまった。

物語はまだまだ終わらない。

この出汁を使って、料理を作る。

「肉吸い」だ。

(次回に続く!たぶん明後日か明々後日に公開予定!)

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竜一

1982年生まれ。高知で農業経営しています。食べ歩きが好きで飲食店が好き。飲食にたずさわる人が好き。農業と高知のグルメ情報をまとめたサイト「生姜農家の野望Online」を運営。農業や生姜などの野菜のこと、大好きな飲食店を知ってほしくて書いています。[お問い合わせコチラ]

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