直った僕は稲を刈った

投稿日:2014.09.23 更新日:

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一年ぶりに大地を踏みしめた。いつも居るところと違って土の感触は気持ちいい。僕は夢中でその茶色の上を走った。

夜中に降った雨の影響で、朝から予定通りには走れないと聞かされてガッカリした。けれども徐々に雲の切れ間から光が射してきて、午後から走ることになった。

稲を刈るのが僕の仕事だ。

僕は"金髪"の指示に従い、田んぼの周囲から中心に向かって、グルグルと円を描くように走って稲を刈った。

今年は生姜栽培に使うため、稲藁を切断せずに置いておくらしい。だからお尻に付いたカッターはあまり使っていない。

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一つの田んぼを刈り終え、アスファルトの上を走って、また別の田んぼに移動した。

田んぼに着くと、金髪は僕の上から一旦降りた。僕が入れるくらいの空間を空けるのに、田んぼの入口に生えた稲を鎌で刈るみたいだ。

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鎌を持った金髪は稲の前で、しゃがみこんだ。
「ビリッ」と音がした。

金髪のパンツが破れる音だった。

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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