陽気な男の晩酌

その男の楽しみは毎晩の晩酌だった。
男は仕事から帰ると冷蔵庫からジャコ天を取り出した。

ジャコ天に焼酎1

「今日はこのジャコ天で一杯やるぞお」
コップにお湯を注ぎ、芋焼酎を入れる。

「ああ、うんめえなあ。焼酎にジャコ天は最高だなあ」
男は恍惚の表情を浮かべ、天井を見上げた。

「ありゃ、あんなところに染みがあるぞお。ソースみたいな染みだあ。ジャコ天にソースかけて食べたいなあ。でもジャコ天にソースは合わないかな。なんか浸けて食べたいんだよなあ」

おお、そうか。焼酎を浸けて食べればいいんだ…!

ジャコ天に焼酎2

ジャコ天を焼酎に浸して食べる男。
「おお、悪くない…というか悪い……。浸ける意味あるのか、わけわかんねぇな」

大体、こんなことをして酒を飲むようになっちゃ終わりだよな…。

何処からともなく取り出した、日の丸が描かれた扇子を両手に持って踊りだす男。
「終わりだ、終わり…。あーはっはっはっ!あーはっはっはっ!」

あはは!あはは!あははのは!

コメント

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  1. SECRET: 1
    PASS: d2a19921be7d9395a3694ad394b32ef5
    どんどん、竜ちゃんのことが
    R・田中一郎(知ってる?)に思えてきたのは
    なぜなんだろう…

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