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【生姜栽培】生姜の種の準備と植え方「種生姜」を通販で購入する方法

投稿日:2018.04.11 更新日:

桜が咲けば植えてもよい、と言われる生姜。

4月〜5月は、生姜の植え付け時期。

関連記事:【2018年】「生姜の定植」生姜を植え始めました。

今回は、プロ生姜農家の竜一が、

  • 種生姜を準備する方法
  • 種生姜の植え方
  • 種生姜を通販で購入する方法

を解説します。

これを読めば、家庭菜園などで生姜が作れるようになる……はずです!

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種生姜を準備する方法

生姜の横穴

生姜貯蔵用の横穴(現在も少し使用しています)

植え付け前に準備する必要があるのが「種生姜」と呼ばれる生姜の種芋。

これは前年に収穫した生姜が、そのまま種生姜となります。

露地生姜の収穫時期は、10月〜11月であるため、生姜を4〜5か月ほど貯蔵しておく必要があります。

結構長い。

寒さに弱い生姜を、冬場にこれだけ長い期間保存しておくのは、なかなか難易度が高いです。

種生姜の保存に最適な温度は、13〜15℃。

この温度を保ち続けるのは通常では不可能であるため、プロの生姜農家は横穴に保存しておくか、予冷庫(保冷庫)に入れておくかのどちらです。

私は農協の予冷庫に貯蔵していますが、一般のかたが横穴を掘ったり、予冷庫に貯蔵したりするのは現実的ではないと思います。

そこでおすすめの貯蔵方法は、発泡スチロール製の箱にビニール袋を敷き、その中に密封しておく方法です。

ビニール袋の口が空いていると乾燥するし、寒い空気が入ってしまうため、きっちり袋に密封して室内などできるだけ温かい場所に置いておく必要があります。

けれどもそれは万全な方法ではなく……生姜を栽培される場合、あるいは後述する通販で種生姜を購入されたほうが確実かもしれません。

スーパーの野菜売り場で販売されている生姜を植えても育つのか?

といった質問もよくいただくのですが、生産者コーナーなどで直売されている生姜で芽が出ようとしているものであれば育つはずです。

種生姜の作り方と、保存方法

種生姜

こしらえる前の種生姜

生姜を畑に植えるためには、そのままだと大きすぎるから大体2〜3コブほどの大きさに手で割ったり、包丁で切ったりしてこしらえてください。

このときに腐っていたり、切り口の色が変色しているものは、植えると病気の発生原因となるため除外します。

こしらえ終わったら、また植えるまでのあいだビニール袋に密封して温かい場所で保存します。

私の場合はコンテナに敷いたビニール袋に密封して、さらにその上にビニールを覆い被せ、寒くなりそうな場合はコンテナにかぶせた側のビニールの中に電球を入れて加温したりしています。

春、最低気温が13℃以上になる場合は、常温で置いておいて大丈夫です。

とにかく生姜は、

  • 寒さに弱い
  • 乾燥に弱い

と頭に入れておく必要があるのです。

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種生姜の植え方

種生姜

こしらえた種生姜

こしらえた種生姜は、桜が咲いたころ、畑に植えます。

畑でなく、プランターに植えても大丈夫ですが、そこそこの広さがないと大きな生姜は育ちづらいです。

生姜の植え付け中

芽が上になるように植えてください。

生姜の植え付け中

植える間隔は25〜30cmほどで、それほどこだわらなくても大丈夫です。

1cm単位をメジャーで測って植える必要はありません。

生姜の植え付け中

植え終わったら、5cmほどの厚さで土をかぶせます。

種生姜を通販で購入する方法

種生姜はネット通販で購入可能です。

自分の家の種を代々継いでいく楽しみは得られませんが、ネットで購入すると保存の手間などはかかりません。

種芋の品質が悪い場合には交換に応じてもらえるようです。*販売業者によって条件が異なるため要確認。

種生姜に重要なのは、前年に栽培していた当時の日照量です。

そのため日照時間が長く、温暖な気候に恵まれ、春の早い時期から冬の遅い時期まで長期間にわたって栽培できるような地域でとれた生姜が種生姜に最適です。

そういう環境が整っているからこそ、高知は全国トップの生姜の産地なのです。

輸入物の種生姜も販売されていますが、個人的にはおすすめしません。栽培時の環境に謎が多すぎるため、何が起きてもおかしくないからです。

種芋が病原菌に感染していた場合、土壌に菌を撒き散らし、最悪の場合はその土地でもう生姜を作れない、ということにもなりかねません。

実際に私の祖父が某国の種生姜を取り寄せて栽培した際、栽培初期の段階で見たことがないような病気が発生して最終的に畑一面、全滅したことがあります。

このことからも輸入物は安くても、価格差以上にリスクが高くて見合わない、と思います。

種生姜は国産が安心です。

当ブログの生姜栽培カテゴリーでは、プロ生姜農家の竜一がその時期に実際している作業をほとんどタイムラグなしでお届けしていますので、生姜栽培に興味のあるかたはぜひご覧ください。

生姜農家の野望Online/生姜栽培カテゴリー

関連記事:【生姜栽培】生姜は連作できる?できない?プロの生姜農家が徹底解説

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竜一

1982年生まれ。高知で農業経営しています。食べ歩きが好きで飲食店が好き。飲食にたずさわる人が好き。農業と高知のグルメ情報をまとめたサイト「生姜農家の野望Online」を運営。農業や生姜などの野菜のこと、大好きな飲食店を知ってほしくて書いています。[お問い合わせコチラ]

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