【第2話】竜一の高知放浪記 / 圧倒的コスパ「活魚レストラン藤」の豪華海鮮丼

2020.09.07

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【第2話】竜一の高知放浪記 / 圧倒的コスパ「活魚レストラン藤」の豪華海鮮丼

2020.09.07

さかのぼることウン年前――。

生姜農家の野望Onlineの問い合わせフォームからメールをいただいた。

竜一さん、活魚レストラン藤をご存知ですか?

海鮮丼が花みたいになってて、めちゃくちゃすごいんですよ。

ぜひ行ってみてください。

正直、一語一句は覚えていないが、そんな内容のメールだった。

竜一「活魚レストランふじ、行ったことある?」

ソルティ芸西村げいせいむらにあるお店やろ?」

※ちなみにソルティとは妻の仮名である。和名だと生々しいかなと外国人っぽい名前を付けてはいるが、実際には高知県生まれ高知県育ち悪そうな奴は大体友達にいないはずのZEEBRAも驚くバリバリの高知県民である)

竜一「海鮮丼が花なんやって」

ソルティ「海鮮丼が花?」

竜一「海鮮丼が花ってメールに書いてある」

ソルティ「花が海鮮丼の間違いやない?」

竜一「ああ、大量の花の上に刺身がのったドンブリ…って、そんなドンブリ嫌やん」

ともあれ、我々は真相を探るべく、高知・芸西村の「活魚レストラン藤」を目指した。

高知・芸西村の活魚レストラン藤

活魚レストラン藤の外観

海辺の道をひた走り、芸西村に到達。
やがて「活魚レストラン藤」が眼前に見えてきた。

ソルティ「前を通ったことは何回もあるけんど、入ったことはないがよね」

活魚レストラン藤は、国道に面した2階(見た目は1階)が駐車場、3階が飲食店になっているようだった。

我々は駐車場に時速10キロほどで進入すると、ギヤをリバースに入れて後退して、ブレーキを踏んで車を止めて、シートベルトを外してドアを開けて降り立った(この説明いらん?)。

ソルティ「どこから入るがかな?」

ぬっ……(しばし入口を探す)

竜一「おっ、向こうに扉がある、扉の上に暖簾のれんがかかっちゅうということは、あれが入口に違いない」

ソルティ「なにせ暖簾がかかっちゅうきね」

竜一「いや、暖簾は客を迎え撃つための罠かもしれん」

ソルティ「それはない」

かくして無事に入口を見つけた我々は、どう見ても入口である扉を開けて、その先2〜3メートルほどの位置にある階段を上った。

階段は全部で20段ほどに感じたが、数えていないため正確な数は分からない(藤の階段の実数が分かりましたら、ぜひお問い合わせフォームからお寄せください)。

3階(外観からの見た目は2階)にたどり着くと、おおっと声が漏れた。大きな水槽の中で魚が泳いでいるのである

「店内で魚が泳ぎゆ海鮮オシのお店は決まってうまい」

「そう?〇〇は店内で魚が泳ぎゆけど、イマイチおいしくないで」

「こらっ!実名を上げるな!」(イニシャルすら書けんわ!)

泳ぐ魚を眺めていると、お店の女性が言う。

「いま、ちょっと満席で、ここしか空いてないですけど構いませんか?」

そこは明らかに宴会用と思われる大広間だった。

大広間には大きな窓があり、窓の外には大きな海が広がって……

って、とんでもない!

圧倒的……!
オーシャンビュー!

そこには太平洋の真っ青な大海原が、一面に広がっていたのである。

竜一は興奮を隠せなかった。
「めちゃくちゃ、ええ景色やん」

ソルティもテンションがおかしい。
「太平洋を独り占めだわぁん!」

大広間に、ほかの客は一人もいない。
「なんかVIPになった気がするわ」

数年後、ごはんの食べすぎで体型がBIGになることを、このとき二人はまだ知らない。

しばらくすると注文していた、"いっぱい海鮮丼"を持ってお店の方がやってきた。

活魚レストラン藤 いっぱい海鮮丼

活魚レストラン藤「いっぱい海鮮丼」※お汁も付いてます

ぬおっ!
本当に花や!

北川村の「モネの庭」にある睡蓮スイレンの花みたいに、生魚が敷き詰められた海鮮丼。

「こらぁ、どうしようち、丼のフチから刺身がハミ出ちゅうで!」

これにはソルティも眼を見張る。
「うわぁー、宝石箱やぁ!」

「って、キミは彦摩呂かっ!そもそも箱やなくてドンブリやし」

これで1,350円!

※価格は当時の話で最近のことは知らん。でもたぶん変わってない感じ。たぶん(笑)

「県外やったら2,980円は取られてもおかしくない。なんぼ頑張っても1,980円や」

竜一は窓の外を指差した。
「そこの窓から、釣り糸垂らしたら魚が釣れる、活魚レストラン藤さんだから実現できる低価格やわ」

……と言っても、海までは数百メートルの距離がある。

「だいぶ長い釣り糸で、だいぶ遠くまで放らんと、海までは届かんね」

「わからん。活魚レストラン藤の大将はイチローくらい肩が強いかもしれん」

海鮮丼の中央には、生エビが平仮名の""の形でのっている

竜一はフムフムとうなずいた。
「逆向けにせんと、ちゃんと"し"に見えるように置いちゅう辺り、職人のこだわりを感じる」

「そこは絶対こだわり関係ないき」

雄大な太平洋の景色を眺めながら、大輪の花を咲かせる、活魚レストラン藤の海鮮丼をかき込む。

「デカい海とデカい海鮮丼!いやぁ高知に来てよかったわ」

「あんた生まれたときから、ずっと高知県民やろがね」

関連記事:大盛!特盛!おすすめ海鮮丼!「活魚レストラン 藤」高知/芸西村

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活魚レストラン藤の店舗情報

店名活魚レストラン藤
所在地〒781-5703 高知県安芸郡芸西村西分甲2840-4(地図)
営業時間 11:30~14:00(LO.13:30)
17:30~22:00(LO.21:30)
定休日月曜日
駐車場有 
店内■カウンター席/無 ■テーブル席/ ■座敷/有

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