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【生姜の神様】エピソード6/ふたつのお茶

投稿日:2019.07.13 更新日:

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阿呆言いな、というオバ=ア
【生姜の神様】エピソード5/業火の地下足袋

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ハブ茶の茶葉

ハブ茶の茶葉

「ここでえいかや?」
オビ=ワンは、軽トラの荷台に積んだハブ茶を納屋に下ろしながら言った。「だいぶあるねゃ」

「だいぶあるち、こればぁないと足らんもの」オバ=アは眉毛を上げて口元を尖らせた。「これからむがずるうない揉むのが大変やわ

トロクソたくさん植えるきよや」

「こればぁないと足らんと言いゆうろ?」オバ=アは強い口調で言った。

アンタはやかましい!
あっちへ行っちょり!

「おおの恐い、近寄られん」オビ=ワンはオバ=アに冗談だとわかるように、わざとおどけて言った。

ハブ茶の茶葉

ハブ茶の茶葉

家で飲むお茶はすべて、オバ=アが揉む「自家製ハブ茶」だ。

朝、昼、晩の1日3食に加えて、合間の時間にも喉が渇いたら飲む。

ぎっちり頻繁に飲むき、ハブ茶もだいぶいらぁのぉいるよなぁとオビ=ワンは思った。

夏場にハブ茶を揉むのは、毎年オバ=アの役目だ。

そのあいだオビ=ワンは菜園の野菜の世話をする。

「おおの、菜園するもずるうないよ」

ハブ茶の茶葉

数時間後、オビ=ワンは菜園でする野菜の世話を終えて、また家に帰ってきた。

「オバアは、まだやりゆうか」

「イチイチ言うてくれるなや」オバ=アは鬱陶うっとうしそうな表情を浮かべた。「ドッサリあるに簡単に終わるかね!アタシもようよどうにかやりゆう!」

ちくと休もう と言うオバ=ア

ちくとダレた少し疲れた!休もう!

「休めや、休めや」オビ=ワンは苦笑した。

「お茶でも飲もうか」とオバ=アは納屋に置いた冷蔵庫に向かう。

ペットボトルのおーいお茶

冷蔵庫から取ってきたのは……
「おーいお茶」のペットボトル。

「お茶を揉みながら、ペットボトルのお茶飲みよったら世話ないねゃ」

笑いをこらえきれないオビ=ワンに、オバ=アは毅然きぜんとした態度で言い放った。

「喉が乾いたときは何でも飲まないかん!"歳がいたら水分不足に気を付けなさい"いうて、テレビが言いよったき」

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スーパーの店先のベンチに座って待っていたオビ=ワンと合流するオバ=ア
【生姜の神様】エピソード7/買い物パートナー

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日本一の生姜の産地・高知県で生姜農家を経営している竜一と申します。「生姜で美しく」をテーマに、生姜の専門家が生姜のすべてを語るサイト「最強のジンジャーバイブル」を運営しています。

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