(今回、完全なノンフィクションではありません。元々自分が書いた文章を誰かに読んでもらいたいということから始めたブログなので、あしからず!) 収録を終えると、ディレクターが満面の笑みで駆け寄ってきた。 「今夜もよかったですよ!ご常連との絡み!最高でした!あの軽妙なやり取りは、他のタレントじゃできませんからね!」 そうだろう。そうだろう。この仕事は酒場の流儀を知り尽くした私だからこそできる仕事なのだ。 「深入りしすぎず、かといって浅すぎず、間合いがまた絶妙なんですよね!」 ひとしきり褒めちぎって、「お疲れ様で ...