ゲストハウス、知ってる?
じつは「ゲストハウス」が何なのかよくわからなくて、「わかんねぇーな」と長年思っていた竜一。
そのとき高知市でゲストハウスの管理人をされている「ウォーリー」さんというかたから、突然ツイッターでダイレクトメッセージが届いた。
ウォーリーさん?
ウォーリーをさがせ!謎のメモ大追跡! [ マーティン・ハンドフォード ]
「ウォーリーさんは、有名な絵本『ウォーリーをさがせ!』のウォーリーに似ているから、ウォーリーと呼ばれているんだって!」
ダイレクトメッセージで「竜一さんに、直接会いたい」みたいなことをおっしゃるウォーリーさん。
直接会いたい……?
「殴られるか、チューされるかどっちかだな」と思った。
けれども竜一にとっては、ある意味……飛んで火に入る夏の虫。
この機会に解明したい……!
ゲストハウスとやらの謎を……!
「それに、ウォーリーさん自体にも興味がある……」
北海道出身・25歳。
「プロフィールを聞くだけで、面白い……」
どうして高知に?
「……って、まず最初はそこだよね。ゲストハウスの謎解きと平行して、管理人ウォーリーさんの謎も解明していきたい!」
高知市「はりまや橋ゲストハウス」に潜入!
はりまや橋ゲストハウスの管理人:ウォーリーさん
ウォーリーをさがせ!た。。。 #リアル pic.twitter.com/A87FL0JWBi
— 竜一@高知グルメ&地域情報 (@Ryu_wld7) June 27, 2017
喫茶店で待ち合わせをした竜一と、ウォーリーさん。
わざわざウォーリーの服を着て待っていてくれた!
むしろ……
ウォーリーの服、持っとんのかえ!
……と思ったが、初対面なのでツッコミづらかった。
実際にお目にかかると、すごく礼儀正しいウォーリーさん。
気になっていたことを、早速聞く竜一。
「ウォーリーさんって、そもそもどうして北海道から高知に?」
「大学時代、就職活動に追われていた当時に、イケダハヤトさんのブログを読んだのがきっかけですね」
「まだ東京で消耗してるの?」
「そうです。イケダハヤトさんがブログに書かれていることが、心に響いて……」
(イケダハヤトさんのブログ:「まだ東京で消耗してるの?」)
ブログが他人の人生に影響をおよぼすなんて……!
さすがは、イケダハヤト!
圧倒的プロブロガー……!
「それで高知に来た最初の頃は、イケダハヤトさんのアシスタントをしていました」
「そうなんだ。イケハヤさん、俺も会ったことあるけれど、オフラインだと全然あおってこないよね。ネットのイメージだと、まだ農業で消耗してるの?ククッ!とか言いそうなのに……!」
「声がいいですよね」
「そうそうそう!喋り方が、競馬の武豊にちょっと似てるんだよ」
……などと談笑しながらも、ウォーリーさんの礼儀正しさには本当に驚いた。俺が25歳だったときって10年も昔だけれど、ロクな人間じゃなかったからね……。
25歳当時の俺はたしか、ブログで鼻にシシトウ突っ込んで読者から怒られていたと思う……。
それに比べて、ウォーリーさんはすごくシッカリした人という印象で、年齢以上に大人だなぁと感じた。
喫茶店で長い時間、話し込んだ、竜一とウォーリーさん。
「これ以上話していると、恋が始まってしまう危険が……」
いよいよ『はりまや橋ゲストハウス』へ。
魚の棚商店街にある「はりまや橋ゲストハウス」
高知市中心部、魚の棚商店街にある『はりまや橋ゲストハウス』。
この、魚の棚商店街!
開かれたのは……
なんと!1661年!
350年前!江戸時代!
ものすごく長い歴史をほこる商店街に『はりまや橋ゲストハウス』はある。
「はりまや橋ゲストハウス」の室内は落ち着いた雰囲気
▲ これが『はりまや橋ゲストハウス』の入口だ……!
▲ これは『はりまや橋ゲストハウス』の看板だ!
ゲストハウスは2階にある。階段で上がる。
▲ 階段を上った、ゲストハウスの入口付近には、高知観光に関するチラシなどが置かれている。
「これがゲストハウス……」
▲ 台所、洗濯機、奥にはシャワーも完備。
ウォーリーさんに聞く竜一。
「ゲストハウスは、自炊もできるんですか?」
「できます」
「自炊する人、多いですか?」
「外に食べに行かれるかたが多いですけど、簡単な料理をされるかたもいます」
へぇぇ……。
「お風呂もあるんですか?」
「シャワーのみで、湯船はないんですが、湯船に浸かりたいかたには近隣の入浴施設をご紹介しています」
▲ 台所から奥に進むと、団らんスペースがあり、さらにその奥には二段ベッドがある。
Wi-Fiも完備。
▲ 団らんスペース。
「女性のかたも来るんですか?」
「男性7、女性3くらいの割合ですが、女性のかたも来られますよ」
「ゲストハウスで顔を合わせている内に、男女がいい感じになってしまうパティーンもあるんですか?へっへっへ」(このとき竜一、ゲス顔)
「ま、まあ、そういうことも、たまには……」
▲ 団らんスペースには、漫画や観光ガイドブックも置かれている。
▲ 8名まで寝られる、二段ベッド。
▲ ベッドはそれぞれが部屋のようになっている。
「なるほど……」
初めて見る、いわゆる「ドミトリー」に興味津々な竜一。
そのときウォーリーさん。
「私もここで寝ていますよ」
「ウォーリーさんもここで?」
「はい」
(隣が可愛い女の子だったら……、あるいは超コワモテのおじさんだったら、ドキドキして寝れなくないか!)
「ゲストハウスの料金は、いくらくらいなんですか?」
「日曜~木曜が1泊2600円、金・土・祝前日が2800円、ゴールデンウィークや、よさこい期間中など繁忙期は3800円です」
「安いっすねぇ……」
なるほど……!
要するに「ゲストハウス」は、みんなで寝泊まりできる安価な宿ってことか!
「そこで友達が出来たり、恋が始まる可能性もあるというのは、素敵だよね……」
ただコミュ障にはつらそうだけれど、案外こういうところに頻繁に宿泊していると、コミュ障が徐々に改善されるのかもしれない……。
勉強になった!
香川県が、うどん!それだけじゃない!と言うように、ゲストハウスは、安い!それだけではないのだ……!
人と会えるんだよ!ゲストハウスは……!
Wi-Fiも繋がるけど、人とも繋がれるんだよ!
人と人の繋がり、それはときに奇跡を生む!
素晴らしいじゃないか!ゲストハウス!
むしろ……
「なぜ、いまゲストハウスに泊まらないのか、という疑問」だよね。
そんな感じで、今回!実際に宿泊して体験したわけではないけれど、管理人のウォーリーさんから様々なお話が聞けて……
初めてのゲストハウス、楽しかったです!
後日談
* その後にウォーリーさんは退職されました。現在はウォーリーさんと同じくらい面白い管理人さんが着任されています☆
「はりまや橋ゲストハウス」の所在地、宿泊料金、予約電話番号、ウェブ予約、駐車場
【所在地】
高知県高知市はりまや町はりまや町1丁目6-11(はりまや橋ゲストハウスの地図)
はりまや橋ゲストハウス宿泊料金
* カプセルスタイル2段ベッド男女ミックスドミトリールーム(8人部屋/1泊料金)
- 日曜~木曜/2600円
- 金・土・祝前日/2800円
- 繁忙期/3800円
* 繁忙期 = 年末年始、GW、お盆、よさこい祭り、シルバーウィーク。
【予約 電話番号】
070-4032-6308(16:00~22:00 のみ)
ウェブ予約できます!
【駐車場・駐輪場】
駐車場はありませんが、近隣に低料金のコインパーキングあり。詳しくは「【公式】はりまや橋ゲストハウス」のサイトでご確認ください。