スリーエフに行った。
牛骨スープを使用したというカップラーメンがあった。
<牛骨スープかよ・・・!テンション上がるなぁ・・・!
あらゆる角度から計算しても美味いとしか思えない・・・!>
その牛骨スープのカップラーメンを手に、
カップ麺コーナーを後にしようとした時だった。
『新発売!』と書かれた小さなポップと共に、
バカデカイ『どん兵衛』が目に飛び込んできた。
<め・・・珍しい色のどん兵衛だな・・・!
うどんで・・・ちゃんぽんだってぇ・・・!
どんな味がするんだろ・・・!>
一瞬にしてグチャグチャになる脳内。
<ちょっと食べてみたい・・・!
あぁっ・・・!でもなぁ・・・!
牛骨スープのラーメンも食べてみたい・・・!>
竜一に、『両方ともを購入する』という選択肢は無い。
<両方を買ったら400円・・・!
あかんあかーん・・・!!
それはあかん・・・!絶対あかん・・・!>
そんな贅沢があるかっ・・・!
<あぁっ・・・!もうどっちにしよう・・・!
牛骨のラーメンか・・・どん兵衛ちゃんぽんか・・・!>
二択・・・!
究極の二択・・・!
<・・・!くそっ・・・くそっ・・・くそっ・・・!
どっちにする・・・どっちにする・・・どっちにする・・・!>
来いっ・・・!
来いっ・・・!
来いっ・・・!
決断力・・・!
<ああっ・・・!?
いや・・・待てよ・・・!>
<俺は何を血迷っている・・・!
こんなの究極の二択でも何でも無い・・・!>
<落ち着け・・・!冷静になれ・・・!
事は単純・・・!大した話じゃあ無い・・・!
要するに・・・!うどんかラーメンか・・・!>
伸るか反るか・・・!
迷ったら・・・!
うどんだろうがっ・・・!
『日清のどん兵衛 ちゃんぽんうどん 特盛』
というわけで、
ちゃんぽんうどんにした。
『爆弾おにぎり チキン南蛮』
スリーエフ名物の、
デカイおにぎりも買ってきた。
熱湯を浴びせかけて、5分待ち。
出来上がった"それ"を見て、
竜一は、驚きを隠せない。
<おおおおおっ・・・!白い・・・!
こんなに白い汁に浸かったうどんは見たことがねぇ・・・!>
ズルッ・・・!
ズルズルッ・・・!
いや~ん・・・!♪
めっちゃ・・・ちゃんぽんやーん・・・♪
<一口目・・・!
他のどん兵衛の味の記憶があるせいで・・・!
正直・・・違和感を覚えたけれど・・・!>
<二口目から・・・認識した・・・!
あぁ・・・これはちゃんぽんなんだ・・・となぁ・・・!>
"かやく"がシーフードで、似通っているせいもあるのか、
『味が緩いシーフードヌードル』という風にも、少し感じた。
これと、さらに爆弾おにぎりを食べて、
ズッシリと重みを増すお腹。
<くぅぅう・・・!動けねぇ・・・!>
お腹の重さは、幸せの重さである。
お好きな呪文を唱えながら押してください。♪~(´ε` )