先日、華々しく開催された、
『香川うどん遠征』
その際に、一番強く思ったこと。
「香川は、うどん屋だらけ」
ジュースの自販機とジュースの自販機の間隔よりも、
うどん屋さんとうどん屋さんの間隔の方が短いのではないかと感じる。
それほど、たくさんのうどん屋さんがあった。
しかし、私の地元高知にも、
香川ほどでは無いにしろ、
なかなかの数のうどん屋さんがある。
そんな中で、行きたいと思っても、
背中を押してくれるものが無くて、
なかなか行けていないお店も多い。
今回訪ねるうどん屋さんも、そんな一店。
背中を押してくれたのは、このところ利用しまくっている、
"魔法の500円クーポン"こと、『ほっとこうちランチパスポート』
新開発のリュラーリ製V8ターボエンジンを搭載した、
高級軽自動車のエンジンを「ズドーン!」と吹かして、
高知市にあるその店の前まで達した竜一。
また迷っていた。
「来たはいいけど・・・駐車場がねぇ・・・!
ランチパスには2台分あるって書いてあるんだが・・・!
何処にあるんだか分からねぇなぁ・・・!」
駐車場を探して、店の周りを3周回。
最速ラップを刻めるラインを見つけた頃、ふと思った。
<そうだ・・・!
店の前になにか手掛かりがあるかもしれねぇ・・・!>
店の前は交差点だから、車をとめることは難しい。
後方に他車がいないことを確認してスローダウン。
「あっ・・・!やっぱりあった・・・!
駐車所の位置を示す地図・・・!
裏の方だって書いてあるぜ・・・!」
駐車場は、店の南西。
『きゃべつ畑』という名の喫茶店お好み焼き屋さんの北側にあった。
<ありがてぇ・・・!駐車場・・・ありがてぇ・・・!>
『手打生そば・うどん 信州庵』
実は、竜一。
ここに来るのは二度目。
一度目は、10年程前で、
たしか、まだ十代だったように記憶している。
薄暗い店内。
段々と言い慣れてきた言葉を発する。
「ほ・・・ほっとこうちのヤツで・・・!」
注文して待っていると、店のお姉さんが、
"岡持ち"を持って出掛けた。
<出前もやっているのかな・・・!>
ふんふんと思いながら、
引き続き、うどんが出来上がるのを待っていると、
背後の厨房から「ブィィーン」と、けたたましい音が鳴り響き始めた。
音の発信源が気になったけれど、
こういう時、私は意外と、「ツンデレ」ならぬ「ツンツン」である。
<俺は意地でも降り向かねぇ・・・!>
と心に決めて、ついに鳴り止むまで、
いいや、鳴り止んでも絶対に振り向かなかった。
やがて静けさを取り戻した店内に、響く足音。
足音は、着実に私の方へと近付いてくる。
「テクテクテク・・・!」
のリズムに合わせて、
「ドキドキドキ・・・!ムネムネムネ・・・!」
ドキがムネムネと高鳴る・・・!
"それではここで・・・!
本日のスペシャルゲストをお呼びいたしましょう・・・!"
"信州庵の厨房からお越しの・・・!
天ぷらうどんさんで~す・・・♪"
『天ぷらうどん』
(970円→ランチパス提示で500円、期間中6回使用可能。ライスと漬物はサービスで元々付いている)
ネギ、天カス、ワカメ、別盛り。
(※ 裏情報なんですが、ワカメさんは、『サザエさん』にも出演されております)
『信州庵・天ぷらうどん』
生まれたままの姿。
俺色に染めてやるっ・・・!
秘技・・・!
全乗せっ・・・!
うわぁぁあああ・・・!
飛び込んだっ・・・!
泳げっ・・・泳げっ・・・!
トッピングっ・・・!
かけ出汁の大海原で・・・!!
圧倒的っ・・・!
ゴージャス・・・!
見えへん・・・!
うどん・・・見えへん・・・!
あかーん・・・!オカーン・・・!
うどん見えへん・・・!!
でけぇ・・・!
エビ・・・!
エビてんぷりゃあ・・・!
ブリっ・・・ブリっ・・・!
してやがる・・・!
<あら・・・麺・・・!結構太い・・・!
昔からこんなに太かったっけ・・・!>
その麺の太さ、
若干、不揃いなようにも見える。
<手切りなのかなぁ・・・ワクワク・・・!>
記憶の中の食感よりも、
弾力がある麺で、ガッシリとしていた。
『天ぷらそば』
そばの色。
独特で、赤茶色っぽい色である。
実は、注文してから待っている間に、メニューを見ていたのだけれど、
その中に、謎のメニューがあるのを発見した。
『にしん』と書かれていた。
<どういうことだ・・・どういうことだ・・・!
にしんってどういうことだ・・・!>
帰り際、店の前にあるショーケースの中をふと覗いた時、
その謎は解けた。
にしんと言ったら、にしんなのである。
◆ 手打生そば・うどん 信州庵(高知市北本町)
営業時間/11時~16時(土曜は14時30分まで)
定休日/日曜・祝日
営業形態/一般店
駐車場/2台
『信州庵』の場所はココっ・・・!
お好きな呪文を唱えながら押してください。♪~(´ε` )