美しき、豪腕。
見た目だけじゃない、
一流の腕を魅せつける。
2020年2月4日(火)、高知競馬に"美人すぎる騎手"と話題のフランス人女性、ミカエル・ミシェル騎手が参戦されました。
2020年で25歳になるというミカエル・ミシェル騎手。
もともとはフランスの競馬で活躍されているかたですが、将来的には日本の中央競馬(JRA)への移籍を目指していると公言されています。
2020年1月末からは、神奈川県の川崎競馬の厩舎に所属して、関東の競馬場を中心に期間限定で騎乗されているミカエル・ミシェル騎手。
高知競馬に電撃参戦。
この日の高知競馬は、平日のナイター開催でしたが、普段の平日の2倍以上の観客が詰め掛けたとのことです。
ミカエル・ミシェル騎手 in 高知競馬
高知競馬場。
高知市南部、海の近くにある「高知競馬場」(地図)。
一時期は存続が危ぶまれるほど売り上げが落ち込みましたが、2020年現在ではネット投票とナイター開催を追い風に、過去最高の好景気だとのことです。
この日、
ミシェル騎手は、
二つのレースに騎乗。
馬が走る前に、私が走る。
すると、いた。
ミシェルさん!
私がパドック(下見所)に着くと、もうミシェル騎手が馬に騎乗するところでした。
フランスから高知に。
来てくださって、
心からメルシーです。
ピンクのヘルメットも
似合うなぁ……。
一つ目のレース
パドックを出て、
馬場へ。
高知競馬場、
レースコース。
高知競馬場は、日本の競馬場の中でも、もっとも狭い部類に入る競馬場ですが、それでも実際に訪れると「これで狭いほうなの?」と驚くほど広く感じます。
パドックで周回されている雰囲気から、少し緊張されているようにも見えたミシェル騎手。
レーススタート。
はやっ。
圧倒的速度で駆け抜ける、馬と美人。
ミシェル騎手は最後方からの追走となり、なかなか順位を上げることができず、そのまま11頭中の11着でゴールしました。
二つ目のレース
2レース目の
パドック。
「今度はやったるわ」
1レース目よりもリラックスした表情で、そう言っているように見える?ミシェル騎手。
お遊びは……
終わりだ……。
震えあがらせてやる。
そんなミシェル騎手の
心の声が、
私にはハッキリと
聞こえてきたのです。
(幻聴かもしれません)
2レース目、スタート
ミシェル騎手は、
7番の馬に騎乗。
馬名は、
ハンゲキノノロシ……。
後方から追走した1レース目と異なり、2レース目は前方3番手からレースを進める。
最後のコーナーで、コースの外側に位置を変え、馬の首をグォングォン前に押して先頭に立ち……
そのまま、
1着でゴール!
美人騎手、
それだけじゃない、
ミカエル・ミシェル、
迫力の豪腕で、
突き抜ける。
レース後のインタビューで、「(1レース目は)競馬場の特徴を把握できていなかった」「(2レース目は)砂が浅い外のコースを意識的に走りました」といったコメントをされたそうで……
(高知競馬場のレースコース内側は、砂が深くて、イン側に寄りすぎると小回りできますが速度が出ません)
全国トップクラスに直線が短くて前方有利な馬場特性も考慮して、2レース目は先行策に転じるなど、1レース目とまったく違う乗り方で、さすがの学習能力の高さを発揮した形となりました。
今後は日本で所属している「川崎競馬」ほか、関東の競馬場を中心に騎乗されるとのことですが……
またあしたも、
来てください。
by 高知県民。