『EP4-5を読む』
焼酎をロックで煽り…!
再降臨チャーハンを食べる…!
グラスを掴む手が震え…!
スプーンを持つ手が震える…!
ドキ………!
高鳴る………!
ムネムネ………!!
「来るぞ…そろそろっ…!魔法の白い麺…うどんがっ…!!」
ついに………!
ついに…現れる…!
英屋の饂飩っ…!!
<メニューの記載は…"冷・醤油"と"釜玉"…だが俺は何も指定していない…ただ…うどんを…と言っただけ…!どちらが来るのか…あるいは…!>
現れし…それを見たとき…!
驚愕っ…瞳孔全開…フルオープンっ…!
これは……………!
釜玉っ…!?
卵っ……!
卵っ………!
卵っ…………!!
圧倒的…!
卵黄っ……!!
キムチ入りっ…!!
<キムチが載った釜玉……!>
醤油…あるいは釜玉の2択…!
答えは釜玉……………!?
だった………!
かに思えた………!
がっ…!!
しかぁぁぁしっっッッッ………!
明太だ………!この中に明太子がいるっ…!!
そして明太だけじゃない…!
まだいる…この中にまだ何かが潜んでいる…!
麺の肌の滑らかさ…!
わずかな塩気………!
バターだ…!
このタダの釜玉に見えた一杯に…!
バタ子さん発見…!
つまり…これ………!
いわゆる………!
釜玉明太バター!!!
<俺はあの日…卵で世界を変えようと思った…>
だが…それがいつしか…
ミイラ取りがミイラっていうか…
ただ卵の世界に取り込まれた卵中毒と化していた…
卵が見つけられなくて…
飲まなきゃやってられなくて…
英屋に来た………
それなのに…
まさかここでも卵に出逢えるとは…
俺は何も指定していない…
ただ…うどんを…と言っただけ…
そんな局面で………
現れたうどんは………
やはり卵っ…!
卵が載った釜玉明太バター…!
しかも!美味しい!
ここで大将が卵のうどんを出してきたのは…きっと偶然じゃない………!
たとえ偶然だったとしても…!
運命だったということにしておきたい…!
卵が好き。
うどんが好き。
英屋が好き。
(ちょっとしたキャッチコピーみたいなのを投下して、私はよもやの長編シリーズを締めくくるのだった…!)
「世界を卵で埋め尽くせ!完」
◆ 美食酒房・英屋
(高知県高知市甘代町4ー9 メトロポリタンビル1F南)
営業時間/17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日/日曜日(月曜祝日の場合は営業、月曜休み)