「べつにそんなに行きたくもないし、行く予定もしていなかったんだけど、前日か前々日くらいになったら行きたくなってきちゃって、ついつい行っちゃうんだよね」
それがイベント……!
圧倒的メシイベントっ…!!
三月五日から十三日にかけて、高知県内各地で現在絶賛開催中の一大イベント、『土佐の「おきゃく」2016』。そのイベントの一環として行われた九日の『アペリティフの日inおきゃく』および『アジアンフードマーケット』に、コッソリ参加してきた竜一。
まずは九日、洋食の祭典(?)『アペリティフの日inおきゃく』
群雄割拠の人々がワラワラワラワラといらっしゃる中、知り合いに会ってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしながら、気配を消して会場内を徘徊。
だが努力の甲斐虚しく、何人かの知り合いの方に遭遇。
<洋食といえば、まずイタリアンとかフレンチを想像するなあ>
てなわけで一発目。普段からピザが美味しいことを知っている、イタリアンのお店『ラ・ヴィータ』!
名称を覚えることができないような横文字のピザと、マルゲリータの二種類から選べたピザは、『マルゲリータ』(六〇〇円)をチョイス。
『前菜盛り合わせ』(四〇〇円)も、ラヴィータにて購入。
三つに区分されたトレーの一番左、サーモンのカルパッチョ(たぶん)にかけるドレッシングは、セルフで選べる四種類の中から「生姜」をチョイス!
これはかなり珍しい。私は生姜農家だけれど、生姜製品をわざわざ選ぶことは滅多にない。ジンジャエールや生姜のお酒も飲まない。
「なにが悲しゅうて、遊んでるときまで仕事のことを思い出さんといかんのじゃー!」
よく男性で料理人をされている方が、「家では妻に任せて料理は一切しない」と仰られるのに近い感覚だと思う(まぁうどん屋における、おろし生姜は絶対に乗せるけれど…。だって乗せたほうが美味しいんだもん…)。
それなのに、この局面で四種類の中から生姜のドレッシングを選んだ理由……それは…!
「とくになしっ…!!」
要は、なんとなく………!
<人間ってのは、わりとその場その場の気分で動くのですよ…。わっはっは……>(どこぞのオジサン風に)
<一番右の球体はなんだろう>
食べてみると、よもやのライスボール。<お米…お米やぁぁぁああぁぁ…!>過剰に驚く。
そして、ひろめ市場内にあるお店『プティ・ヴェール』の『土佐あかうしの煮込み』(八〇〇円)
一時期、土佐あかうしの美味しさにハマって、土佐あかうし提供店を食べ歩いていた私としては(まぁ途中からうどんに比べてカネがかかるなと思い始めてやめたけど(゚Д゚))今回絶対に食べたかった一品。
『ラ・ヴィータ』のワインと共に!
食べると噛むまでもなく……
肉……肉がとろけおおす……!
<これ変な話…ごはんにかけて食べたくなっちゃうような味だな…ドンブリで三杯はいける!>
軽めに切り上げて、アペリティフの日終了。
(*続くアジアンフードマーケットを、たぶん明日アップします)