高知・南国市にオープンしたインド料理店「スビマハル」。
2019年9月8日(日)にオープンされたため、早速ランチに行ってきました。
スビマハルの場所などは、下記リンク先でご確認ください。
オープン前にお伝えした記事
インド料理 スビマハルの店内は座敷あり、子連れも居心地良好
スビマハルの店先には、開店祝いの花がたくさん並んでいた。
オープン2日目だった。
しかしまだ認知度が低いのか、思ったほど混雑はしていない。
とはいえ、駐車場の空きスペースは1台分のみ。
スビマハル店内
外観の印象からは驚くほど広い。
両側がソファーになったテーブル席ほか、片側のみソファーになったテーブル席もある。
お店のかたは、皆さまインドかネパール辺りのかたとお見受けする。
店に入ると「イラッシャイマセー、ナマステー」と声をかけてくれた。
異国情緒たっぷり。
掘りごたつの座敷もある。
カウンター席はないものの、子連れ(幼児連れ)で来られるし、座敷に腰を下ろすのがつらいかたでも居心地がよさそうな仕様。
呼び出しボタンも搭載。
「これなら安心!蚊が鳴くほどの声量をほこる私でも……!」
スビマハルの呼び出しボタンは、卓上ではなく、壁に付いているため注意。
インド料理 スビマハルのメニュー
スビマハルのメニュー。
メインはもちろんインドカレー。
ほか、インド料理の一品ものが並ぶ……そんな中。
サービスドリンクに衝撃走る。
セットメニューに付くというサービスドリンク。インドといえばの「チャイ」や「自家製ラッシー」も幅を利かせているが、アルコール類の記載もあり、筆頭にはこんな文言が……
グラスビール!?
ビールもサービスなの?
注文時、インドのかたと思われる男性店員さんに確認する。
「ドリンク、び……ビールもいいんですか?」
店員さんは表情を崩さず、やわらかい口調で答える。
「ビール?アリマス」
どうやらセットのドリンクをグラスビールにしてもよいらしい。
セットのドリンクはサービスだから、つまり……
ビール無料!
あるのかよ、そんなこと!
ビールだけでなく、サワーもセットのサービスドリンクとして選んでよいもよう。
夜のお店ならまだしも、通常のごはん屋さんで低価格のセットメニューにアルコールが付くパティーン。
これはおそらく"高知初"ではないだろうか。
この価格のセットメニューにビールを付けていただけるなんて……ありがたき幸せ……などと武士の心境で挑む、スビマハルのお料理!
スビマハルのインド料理が炸裂する!
本当に出てきた無料ビール!
泡の高さ的センチメートルも個人的に完璧。もうこの時点で竜一……
2度目の来店を決意した。
「くわっ!うまい!うますぎる!ビールがうまい!」
真昼間からインド料理屋でビールを飲む、罪悪感がおいしさを引き立てる。
※ 運転手役をしてくれる妻に感謝感激雨あられ……。
オープン直後のサービス。
……とのことで出していただいた「マライティッカ」。
マライティッカとは
これがまたビールに合う!
「食べた感覚は"蒸し鶏"。やわらかくてフワフワしている」
無料ビールに無料マライティッカ。無料と思うと余計においしい……(笑)
スビマハル「2種類のカレーセット」
インドといえば、カレーでしょう。
2種類のカレーセット
カレーを食べてこそのインドだろう、てなわけで注文したのは、おそらくセットメニューの中でも1番人気だと思われる「2種類のカレーセット」。
選べる2種類のカレーは「日替わりカレー」と「キーマカレー」を選択。
この日の「日替わりカレー」は、チキンとジャガイモとカボチャのカレー。
- 普通
- 中辛
- 辛口
- 大辛
- 激辛
選べる辛さは「中辛」を選択。
フワフワ、モコモコのナン。
食べてみると……
「甘い……!」
裏面には焦げがあって、甘さと苦味のハーモニーを生み出している……。
焼きたてのナンに、カレーを浸けて食べる幸せ。
「インド料理屋さんの醍醐味だ……」
ナンとライスはおかわり無料。
だが、圧巻の巨大ナン。
到底おかわりできそうにない。
スビマハル「ビリヤニセット」
ビリヤニセット
初体験のビリヤニ。
スビマハルのメニュー表では「インド風ピラフ」と解説されている。バスマティ米というインドで古くから栽培されるお米を使用して作っているらしい。
器がかわいい。
ビリヤニが入った器は、あまりにも可愛らしく、思わず購入して持って帰りたくなるほどだ。
ビリヤニセットにもカレーが付く。
これが嬉しい。
「やはりインド料理屋さんに来たからには、インドカレーが食べたくなるのがユーザー心理。ビリヤニを注文したらカレーが食べられない、なんてことはなく、ビリヤニもカレーも両方食べられるのが嬉しい」
ビリヤニセットのカレーは、以下から選択可能。
- チキン
- ポーク
- マトン
- エビ
- 野菜
竜一、迷いながらも「野菜」を選択。
「チキンはインドカレーの定番で、この局面では正直面白い選択ではない。本音では何でもよいし、とどのつまり出されたら何でも食べるんだけれど、「野菜」にしとけばヘルシーそうで罪悪感ないし栄養補給できそうじゃないか」
野菜カレーはトマト感強い。
「ピーマンなどが入って……」
夏の味がする。
ヨーグルトは新感覚。
「味はヨーグルトそのものなんだけど、言うなれば……」
食べるヨーグルト。
「ネギやタマネギが、たぶん生で入っている」
おかずヨーグルトだ。
「ヨーグルトに野菜を入れる食べかたがあるなんて、知らなかった」
メインのビリヤニ。
感じる、アジアの風。
インド風ピラフ……
お米というか……
ビーフン?
お米も入っているのかもしれないけれど、お米の存在感を打ち消すように、細切れにしたビーフンに限りなく近いと思われる麺状の食べものを主体として、ニンジン、タマネギ、トマト、ネギ、ピーマン、ジャガイモなどの具材が入っている。
たくさんの具材が生み出す、食感のパラダイス!
中でも際立つのが、ナッツの食感。
「ナッツが多様な食感を生み出す役者の、まとめ役になっていて、重要な役割を担っている」
インドを食べる。
スビマハルには、店内の雰囲気含めて異国情緒があふれる。
「一寸、ここがジャパンだと忘れてしまいそうだ……」
日本にいながらインドを感じさせる、穏やかな空気がスビマハルに流れている。
会計を終えて店を去ろうとしていると「ナマステ〜、ダンニャバードー!」と声が聞こえた。
振り向くと、厨房のほうで白服に身を包んだ、コワモテのインド人シェフがこちらに手を合わせてお辞儀してくれる姿が見えた。
インドには「さよなら」がない。
インド語で「ナマステ」は、こんにちはの意。
さようなら、もまた「ナマステ」なのだという。
こんにちは、さようなら。
インドでは、どちらも「ナマステ」。
出会いの言葉と、別れの言葉が同じなのだ。
ナマステで始まり、ナマステで終わる。
「ナマステ」……なんと素敵な言葉だろう。
こちらに何度も手を合わせる、お店のインド人のかたに会釈して竜一逃走。
ちなみに「ダンニャバード」は、ありがとうの意らしい。
野市にもおいしいインド料理が
スビマハルの店舗情報
店内 | インド料理 スビマハル(SUBHI MAHAL) |
所在地 | 高知県南国市大そね乙988(地図) |
営業時間 | 11:00〜15:00 17:00〜23:00 |
定休日 | ? |
駐車場 | 有 |
店内 | ■カウンター席/無 ■テーブル席/有 ■座敷/有 |
オープン日 | 2019年9月8日(日) |
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