『前編を読む』 雰囲気に味のある『くろちゃん食堂』店内を観察しながら、猛獣イノシシの登場を待つ。 オバチャン、持ってきた。前菜。 『カツ丼』 猛獣イノシシの前にブタを喰らう。それは至極当然、普通の流れと言えた。 <いい具合に熱せられた玉子・・・!香る出汁が会長・・・タマランチン・・・!> 充満するヨダレを垂らさないように注意。いざ黄金色の海を箸で切り裂く。 現れる・・・食堂らしく奇を衒っていないトンカツ!白いご飯・・・!米っ!米っ!米ぇぇぇっ! <ニッポンの味っっっ・・・!>米とカツを口一杯に頬張れる幸せ ...