「あの日から、どう変わっているのだろう。
それとも、あの日の旋律を奏で続けているのだろうか」
『かめや』に向かう車中で、私はそんなことを思っていた。
三年数ヶ月振りの、かめや。
久しく会っていなかった友人に会いに行くようで、ワクワクする。
頭の中で記憶していた場所が間違っていたようで、少し道に迷った。
だけど、小麦の香りに吸い寄せられるようにして、到着。
四台ぐらいしか停められない店の前の駐車場。
隅っこが、一台分だけ空いている。
これは偶然のラッキーなんかではない。
運命だ。
かめやが俺に、「来い!」と言っているんだ・・・!!
(末期症状)
店に入る。
久し振り過ぎて、勝手が分からない。
メ・・・メニューどこだっけ・・・。
ああ、壁にあった。
醤油・・・醤油・・・醤油うどんは・・・。
あったあった。
肉入り!?普通の醤油といくら違うんだろ・・・。
まぁいいや。それにしよう!
明らかに戸惑っている私を見て、オネエちゃん店員さんが、
「お水はセルフサービスになっていますので、アチラでどうぞ」
と教えてくれる。
助かった。
水も何処にあるのか分かっていなかったから。
ギャルギャルな見た目とは裏腹に、気が利く人だ。
『しょうゆ・肉入り(冷)大盛り』
ビヨ~ン!
麺を持ち上げた瞬間、
竜一に閃光が走る。
こ・・・これは!!
なんだこれは!!
四角い!麺の角度が尋常じゃない!!
キタ!
キタ・・・!
キタのか・・・!?
アドレナリン。
ニューサンキン。
ダイズイソフラボン。
駆け巡る脳内物質。
この角度。
このエッジ。
直角を超える直角。
これは正に、
エッジの大革命やぁぁあああ!!
(彦麻呂風でお願いします)
麺の内側よりカドの方が、高い。
そして、低くなっている内側に肉汁と醤油が溜まって、
小麦の香りと共に、絡み付いてくる!
これはもはや、川!
ま・・・まるで、山で湧いた清らかな水が
小川を作って流れ出すかのように、
麺の上を旨い汁が流れて、煌いている・・・!!
まさか・・・これが伝説の、
きらめき元氣うどん!
(一応、参考記事)(微笑
『肉うどん』
器が浅くて、可愛らしい。
一句詠みます。
「可愛いよ 食べちゃいたいな 肉うどん」
おそまつでした。(←ホントだよ!!
三年振りの、『かめや』
三年前と比べると、麺は更に力強くなったように思います。
前述の、麺の上を流れる川(笑)に加え、噛んだアゴを押し返すような弾力がある!
もう少し肉の甘さが控えめでもいい気がするんですけど、
それは好みの問題でもありそうです。
◆ 手打ちうどん かめや
営業時間 11時~15時
定休日 月曜日
営業形態 一般店
駐車場 有
(肉うどん680円、しょうゆ肉入り680円、大盛210円増
その他、かけ370円、しょうゆ420円など)
『手打ちうどんかめや』の場所
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