ある日の昼下がり。
竜一の脳内では葛藤が繰り広げられていた。
かきあげが食べたい。
デッカイかきあげが乗ったうどんが!
だが、デカイかきあげは見た目の迫力とは裏腹に、
食べると胃がもたれる。
もたれるから食べたくない。
だけど、食べたい!
どうすればいい・・・。
どうすればっ・・・!!
その時聞こえた、マスター・ウドンの声。
行くのだ、まるしんへ。
そして食べて来るがいい。
かきあげぶっかけを。
ドンブリと共にあらんことを。
そうか!そうなんだ!
もたれてもいい!もたれてもいいんだ!!
俺は、かきあげが食べたいんどぅあ!!
まるしんに着いたのは、お昼をとっくに過ぎた15時前。
なのに店内は、ほぼ満席。
女の子同士で来ているグループ。
男同士で来ているグループ。
これらは、近くにある工科大学の学生だと思われたのだが、
一人で来ているオジさんもいれば、一人で来ているオバさんもいる。
つまり、老若男女問わずの大盛況!
最近のまるしんは本当に凄い。
飛ぶ鳥を落とす勢いとは、正にこのことだ。
オネエちゃんもオニイちゃんもオジさんもオバさんも、
全部落としてやがる!
そしてついでに俺も、
落とされているっ!!
この時、まるしん。
店主が一人で切り盛り。
客、十数名。
店主、一人。
忙しそうだ!
けど、俺にはどうしてあげることも出来ねぇ!
急がなくていいから、ゆっくり作ってくだせぇ!
心の中で店主に声援を送っていると、来た。
ド━━━━(゚Д゚)━━━━ン!!
これが、まるしん。
『かきあげぶっかけ』だ!
ドンブリなんて飾りですよ。
そう言わんばかりに、ドンブリ上をかきあげが、席巻。
覆い尽くす。
全長、40メートル。
幅、20メートル。
重量はなんと、5トン!
麺を持ち上げようにも、持ち上がらない!
かきあげが、落とし蓋のようにのし掛かって、
持ち上がらない!!
(これホントなんです。画像の麺の下方が異常に絡み合っていることからも、
かきあげに引っ張られているのがお分かり頂けるかと。笑)
そしてまだまだ、まるしんの真の実力はこんなものじゃない。
いでよ!
天ぷらうどん!!
大将~!
麺入れるの忘れてるじゃ~ん。
俺うどん食べに来たんだから、さすがに麺は入れてもらわないと~。
えぇ!?
麺、入ってる!?
誰しもがそう言いたくなるこの、
獰猛なる天ぷらのド迫力ぅぅううう!!
エビ!エビ!ニンジン!ナス!サツマイモ!カボチャに大葉!
勝てねぇ・・・。
まるしんには勝てねぇ・・・。
強過ぎるぜ・・まるしん・・・。
>┼○ バタッ
◆ 手打ちうどん まるしん
営業時間 10時30分~19時
定休日 月曜日
営業形態 一般店
駐車場 8台
(かきあげぶっかけ500円、天ぷらうどん700円、中盛50円増、大盛100円増、特盛200円増、
かけ350円、しょうゆ380円、ぶっかけ380円など。個人的なイチオシはぶっかけ。ニオシで醤油)
手打ちうどんまるしんの場所
P.S. 前回のまるしんの記事で書いた、ユズをわざわざ冷やしているというのは、
たまたまだったのかもしれません。(;^ω^)
width="150" height="60" border="0" alt="人気ブログランキング!倍プッシュだ!">