【2011年・晩夏の西部珍道中・6部作リンク】
『この記事』 → 『ホビー館・南の田舎道をゆく!』 →
→ 『いろりや 前編/幻のネバネバぶっかけ』 → 『いろりや 後編/魔法のうどん』 →
→ 『西部ウルルン滞在記 「道の駅・ビオスおおがた」で出逢ったぁー』 →
→ 『本場手打うどん 庄壽庵』
私はインドア農民だ。
休みの日は、うどん屋に行かない限りは、家から出ない。
コスプレが好きだ。
でも、草食系男子ではない。
かと言って、肉食系男子でもない。
どちらかと言うと、麺食系男子だ。
雨が降って休みとなった日は引き篭もるが、
野良仕事をしている時は、スナフキンコスプレで、
草刈り機をブンブンと振り回してみたりしている。
そんなワケの分からない農民・竜一の下に、
とある情報が舞い込んだ。
『四万十町にホビー館が出来たらしい』
『フィギュアとか、展示されているらしい』
<なにっ・・・!それは行ってみたい・・・!
ホビーとかフィギュアとか・・・あんまり興味ねぇけど・・・!
一度は行ってみたい・・・!だってそんな所行ったこと無いもん・・・!>
高知市から土佐市に入る頃までは、晴れていた。
けれども、旧・窪川町に入ると一変。
前が見えないほどの超絶豪雨。
<あかーん・・・!これめっちゃ危ない・・・!
せやけど・・・ここまで来て・・・窪川まで来て・・・!
やっぱり行くのやめます言うわけにいくかいやっ・・・!>
道路のアチラコチラに出来た大きな水溜りを避けながら、私は向かった。
噂に聞く、"へんぴなミュージアム"へと・・・。
目的地に近付くに連れて、山の脇を通る道幅はドンドンと狭くなる。
そして終いには、車一台がようやく通れるほどの道幅と化す。
<まぁ・・・ホントにへんぴな所に作ったもんやなぁ・・・!
田舎道で鍛えた俺の華麗なるドライビングテクニックが無かったら・・・!
今頃・・・車はベコベコ・・・!ベコベコ煮込みハンバーグやでっ・・・!>
『海洋堂 ホビー館 四万十』
そんな細い山道を抜けて、
目的地、海洋堂ホビー館に着いた頃には、雨も小降り。
<いやぁ・・・!遠かった・・・!
着いただけで・・・圧倒的・・・達成感っ・・・!>
入ると、すぐ左側に入場券を売る券売機があった。
<あらあら・・・この機械で券を買えばええんかいや・・・!>
などと思案していると、
すぐさま係りのお兄さん歩み寄って来た。
「大人○名様ですね・・・!
では○円です・・・!」
と言いながら、どこにお金を入れれば良いのか、
どのボタンを押せば良いのかを、丁寧に教えてくれる。
この時、竜一。
正直、思った。
<この券売機には・・・!
何の意味が・・・!>
いざ入場した館内・・・!
そこに広がっていたのは・・・!
フィギュアの夢世界だった・・・!
うわぁ・・・でっかい・・・!
でっかい帆船っ・・・!
<ちょ・・・ケンシロウ・・・!
めっちゃ頑張ってはる・・・!>
(※ 実は『北斗の拳』を一度も観た事が無い竜一さん)
遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・。
『スター・ウォーズ/エピソード4』以降の皆さん。
ルークがいないのがミソ。
ちなみに、竜一=アナキン設定。
これは『生姜農家の野望Online』裏話である。
<だって・・・だって・・・ルークより・・・!
アナキンのほうが邪悪でイケメンなんだもん・・・!>
『生姜農家の野望Online』でもお馴染みのオビさんのフィギュアは、
必死で捜したけれど、見付けられなかった・・・。
↑ ちなみに普段のオビさん。
<恐竜おった・・・!めっちゃでかいっ・・・!
なにこれ実物大・・・!?アオーンなってるし・・・!>
ラオウも乗ってるし・・・!!
(※ 竜一さんの中では『ラオウ』よりも、
黒い復活を遂げた『ラ王』のほうが印象深いのは言うまでもありません)
(※ 画像サイズは乙女心です)
出たな・・・ネギマニア・・・!
ネットの世界ではあまりにも有名な初音ミク、そのフィギュア。
ネットの世界では別に有名でもない竜一ミク、その実写。
『新世紀エヴァンゲリオン』
<うわぁっ・・・!
ズゴーンッ言うて蹴り入れとるがな・・・!
ズッグォーンッ言うて・・・!>
ホビー館に足を踏み入れた瞬間から、
私は捜し求めていた。
あの娘の姿を・・・。
<おらんなぁ・・・見付からへん・・・!>
だが帆船の上の展示フロアに達した時・・・!
ついに発見・・・!
本家・キラッ☆
えっ・・・皆さん・・・!
ご存知・・・ないのですか・・・!?
彼女こそ代役からチャンスを掴み・・・!
スターの座を駆け上がっている超時空シンデレラ・・・!
ランカちゃんですっ・・・!!
ランカちゃんとは、フルネームで言うと『ランカ・リー』!
『マクロスFRONTIER』というアニメのキャラクターである!!
(※ 詳細はグーグル検索で)
個人的には、もっとたくさんランカが居る事を期待していたのだけれど、
他にランカ(=俺の嫁)は見当たらなかった。
まぁ、衝撃発表をすると、
これだけキラッ☆ってやりまくりながらも、
マクロスFを観た事は最初の5分間ほどしか無い。
でも、CDは持っている。
<アニメは俺の好みやないけど・・・歌がええんや・・・!
だって・・・可愛い・・・キラッ☆が可愛いっ・・・!>
基本的に、私が知っている作品は少なめだったが、
すっかり童心に返ることが出来たホビー館。
そんなホビー館を出た後、もちろん食べに行く。
『う』が付くものを・・・。
<せっかく・・・こんな西まで来たんや・・・!
失うものは何も無い・・・高知県西部を堪能して帰るでぇっ・・・!>
その後・・・細くて長い麺へと辿り着く前に・・・!
竜一を待ち構えていたのは・・・細くて長いクネクネ道だった・・・。
◆ 海洋堂ホビー館四万十(高岡郡四万十町打井川1458-1)
開館時間/10時~18時(入館は閉館の30分前まで)
休館日/火曜日(火曜日が祝日の場合は、振替とし翌日が休館)
年末年始・12月27日~1月3日
入館料/一般(高校生以上)800円・小中学生400円 ※未就学児は無料
駐車場/50台(無料)
『海洋堂ホビー館四万十』の場所はココっ・・・!
【2011年・晩夏の西部珍道中・6部作リンク】
『この記事』 → 『ホビー館・南の田舎道をゆく!』 →
→ 『いろりや 前編/幻のネバネバぶっかけ』 → 『いろりや 後編/魔法のうどん』 →
→ 『西部ウルルン滞在記 「道の駅・ビオスおおがた」で出逢ったぁー』 →
→ 『本場手打うどん 庄壽庵』