『EP4-4を読む』
「"穴場のうどん店"なんてよく言うが…穴場とかそういう次元を超えているんじゃないのか…!!」
うどんを食べるかと訊かれて…!
俺は食べると答えた………!
だが…一口にうどんと言っても…!
いろんな食べ方がある………!
いったい…どんなうどんが来るというんだ…!
わからない………!
わからないが…しかし………!
わからないからこそ……………!
面白いっ…!!
ドキをムネムネさせていると、英屋の娘さん現る。
「ククク…竜一…!食べ終えたホルモンの鉄板焼きの残り汁にご飯を入れて…チャーハン風にすることができるがどうだい…?やるかい…?」
(*編集部注:セリフは脚色しています。実際の英屋の娘さんは姐御口調ではありません・笑)
「えっ…!そんなことが……!」
蚊が鳴くほどの声量で驚きを表現する私。
だがこのとき、じつは毛ほども驚いていない。
<知ってるさ…初来店でも…!残り汁でチャーハンができることは…ここに来る前から知っている…!>
当然さ……………!
英屋のぶろぐ。で………!
何年も前からずっと予習してたんだからっ…!
一旦…下げられたホルモン鉄板焼き……!
衣替えして再降臨っ…!!
<これかっ…!これかこれかこれかこれかっ…!これが再降臨チャーハンッッッ…!>
ご飯の下には卵…!
半熟の卵が敷かれている…!
それをスプーンですくって食べる…!
<すごいぞ………この米………!>
抜群の旨味…!
洗練された喉越し…!米感…!
旨味しか見えないっ…!!
<だいぶお腹が張ってきた…!少し不安だ…まだうどんが入る余地はあるのかと…!でも大丈夫…まだまだ俺の胃袋は無限に広がる宇宙のハズ…!それに………!>
うどんは別腹っ…!!
食べずして帰れない………!
帰るわけにはいかない………!
うどんが…食べたいっ…!
英屋のうどんが…食べたいぃぃッッッ…!!
(EP4-6へ続く!次こそ本当に…完結…予定…!)
* 書いている内に盛り上がってきて、うどんまでたどり着けないことがわかりました…。
『EP4-6を読む』