本格的な手打ちうどんが食べられる、高知市万々商店街北側の、うどん処『ゆたか』。(万々の読みは「まま」)
駐車場が空いていたため、店内も空いているかと思いきや、ほぼ満席。
「そうか。近所の人が歩いてきたりするんだな……」
待てない高知県民の一人である竜一。
「普通なら別の店に行くところだが、ここは待つ。『ゆたか』だったら待てる……!」
入口の戸をくぐってすぐのところに設置された椅子に腰を下ろし、空席を待つ。
しばらくののち、空いた座敷に案内される。
うどん処「ゆたか」の店内は座敷あり。
▲ 『ゆたか』といえば…の、唐辛子泡盛漬け「こーれーぐーす」完備。
「これを入れると、すこぶる辛くなるんだよ!」
渥美半島程度の厚みがあって、フカフカの座布団。
「座敷の座布団がフカフカなだけで、嬉しくなっちゃう!ありがたい……!」
「ゆたか」のメニュー。
メニューに「あつ」「ひや」とあるが、「あつ」は「かけうどん」、「ひや」は「ひやかけ」ではなく「ぶっかけうどん」の仕様で提供される。
「何気に『ゆたか』に来るのって、2015年夏以来か……」
(参考:うどん処 ゆたか 「釜玉 & ひやし」~肥ゆる夏~)
メニューに記載はないが、「大盛(たぶん2玉)」のほか「中盛(たぶん1.5玉)」も可能。
肉玉とじうどん(中盛)
壁の張り紙に書かれていたメニュー「肉玉とじうどん」。
『ゆたか』の座敷の座布団のようにフワフワの卵。その上にドッサリと牛肉が鎮座。
「どう見てもうまそうじゃん、これ……」
食べると期待以上の反応を見せる「肉玉とじうどん」……!
うまいっ!
「麺もさることながら、出汁がうまい」
出汁に肉の旨みが溶け出してるんだよ……!
「トントントン!トントントン!」
カウンターの奥から、大将がうどんの生地を切る音が聞こえてくる。
「うまい麺にうまい出汁。手打ち麺だからこそ出せる弾力がここにある……!」
カレーつけめん・中盛(ひや・辛口・エビ天付き)
「ひや」と「あつ」選べる麺は、「ひや」を選択。からさは「辛口」を選択。さらに有り余るカネに糸目を付けず「エビ天」を付けた。
育ちの良さそうなエビが2尾、鎮座する!
下方には艶のある手打ちうどんが控える!
カレー出汁に浸けて食べる!
褐色の海に、うどんを投入!
そんなに辛くない!
と思ったのも束の間……。
からぁーいっ!
「あとから来る……!」
ゆたかのカレーは、あとから来るっ……!
「これに『こーれーぐーす』を入れたら、確実に逝ける……!」
「注文が入ってから揚げてくれるエビ天も美味しいなぁ。エビ天の衣に含まれる油がうまいもんね。むしろ油だけ単体で飲みたくなるもんね……」
油・単体デビュー!
「エビ天」のエビ天抜き!
「…なんて油をコップに入れて売り出したら、売れそう…いや売れないか……」
うどん処「ゆたか」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市中万々72−14(地図)
営業時間/11:00~15:00
定休日/月曜日
営業形態/一般店
駐車場/店の隣に有(狭いので注意)
一人行きやすさ/◎ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 座敷2卓有り
(*うどん巡りに「高知うどん全店データ」を是非ご活用ください)