超有名牛丼チェーン「吉野家」。
近年、吉野家はオリジナルのおつまみやアルコール類を、手ごろな価格で数多く取り揃えた「吉呑み」と称したサービスを、都心部を中心に展開している。
その吉呑み実施店舗で提供されていた(現在は提供されていない模様?)「牛すい」。
牛すいとは、麺が入っていない肉うどんのことで、発祥地の大阪では「肉吸い」と呼ばれるもの。
2019年現在、フリーズドライ商品としてスーパーマーケットやインターネットでも販売されている、吉野家の「牛すい」だが……。
それは、一人の男の人生を狂わせる中毒商品だった。
吉野家の牛すいは、ハマるおいしさ
なんだフリーズドライか。
……と思われるかもしれない。
卵スープや味噌汁など、フリーズドライのスープは巷にあふれている。
手軽で簡単に食べられるからと、私もフリーズドライの卵スープをときどき食べているほどだ。
近所のスーパーマーケットにて
その日も、私はスーパーの一角でフリーズドライの「卵スープ」を探していた。
「卵スープ!卵スープを買わなきゃ……!」
病的な表情で卵スープを探していると、卵スープのすぐ脇にある「吉野家 牛すい」と書かれた商品に目がとまった。
「吉野家の牛すい……」
もともと片道3〜4時間かけて一杯のうどんを食べに行く"うどん依存症"の私は「牛すい」の響きにたちまち心を奪われた。
牛すい……!
牛すい……!
▼ そのときの竜一の思考。
買う
買わない
▶ 絶対買う
棚に並んでいた、吉野家の牛すいを3個ほど買い物かごに放り込んでレジへと急いだ。
吉野家の牛すいのカロリーは低くて太りません(ダイエット中にもおすすめ)
吉野家の牛すいのカロリー
肉うどんだったら、そこそこのカロリーになるだろうけれど、麺抜きの「牛すい」だから、とてもヘルシーだ。
吉野家の牛すいの作り方は簡単
吉野家の牛すいの作り方
- 容器に中身を開け、熱湯160mlを注ぐ
- 軽く混ぜて完成
たったこれだけで、牛すいが飲める。
「ありがたい!こんなありがたいことがあっていいのかよっ……!」
中身は軽い、フリーズドライ
フリーズドライ、だから軽いんです。
腕力に自信がないかたでも、気軽に持ち運びできる仕様。
お湯を沸かすのに、電気ケトル(わく子)があれば便利です
電気ケトル(わく子)
ガスを止めに行かなくていいし、お湯の沸き具合を、ずっと気にかけていなくていいんです。
そう、わく子ならね。
蒸気も出ないんです。
そう、わく子ならね。
わく子でお湯を注いで、すぐ完成。
吉野家の牛すいをゴクゴク飲む
漂う、牛すいの香り。
牛すいが言っている……。
俺は吉牛の牛すいだと言っている……。
これがうまい。
だいぶうまい。
二日酔いの朝に。
二日酔いじゃない日の朝に。
とにかくいつ食べても優しい……。
内臓が安らぐスープ。
それが吉野家の牛すいなんだ!
牛肉の出汁感。
牛の旨味がギューッと喉をしたたり胃に落ちる。
白ごはんと一緒に食べると、牛丼食べてんだかスープ飲んでんだかわからない感覚に襲われる。
だが、それがいい。
- 忙しい朝に
- 時間がない朝に
- 二日酔いでグデングデンの朝に
吉野家の牛すいで、身も心もフリーズドライされたいですね。