麺や倉橋(高知/越知町)汁なし担々麺の名店で満腹ランチ！

担々麺が食べたいなぁ。

高知県西部の越知町、そこに担々麺の人気店が存在する。

麺や倉橋

越知町の中心部から少し離れた場所にある。

それでも「麺や倉橋」は、わざわざ行きたいお店だ。

麺や倉橋のメニュー（食券制）

店内入ってすぐのところにある券売機

メニューの筆頭は、汁なし担々麺（1.5玉）。

でかい！目立つ！
汁なし担々麺表記の圧倒的存在感。

券売機が言っている……。

汁なし担々麺を食べろと言っている。

「第1回 四国食1グランプリ高知大会」で優勝した汁なし担々麺、"おち担々麺"を考案されたかたのお店というならば、もちろん「汁なし担々麺」は外せない。是が非でも食べたいところ。

汁ありの「担々麺」もあるぞ……。

両方食べたい。

せっかく越知町まで来たんだ。
食べるべきだろう……。

麺や倉橋の店内は、座敷1卓あり

麺や倉橋の店内

子連れで座敷が欲しい場合は、昼のピーク時を外すなど来店時間をずらせばよさそう。

注文時に店員さんを呼ぶ必要のない食券制は、一人客の味方だ。

来店シーンを問わない、麺や倉橋。

店内は綺麗。
座敷は6人がけで広々。

女性同士での来店や、デート使いもできそうだ。

麺や倉橋「担々麺」

担々麺(830円)

初手は、汁ありの「担々麺」。

辛そうにも見えるし、それほど辛くなさそうにも見える。

食べる、担々麺食べる。

山椒ガツン。

強い……！
地元・越知町特産である山椒の刺激がだいぶ強い。

ビリビリする。
舌が激しくビリビリする。

ゴマ感も強いけれど、練りゴマでドロッとしていたりはしない。

ほかにない唯一無二の担々麺。

少なくとも高知の他店にはないような担々麺だ。

こうなると、汁なしの担々麺も気になる……。

麺や倉橋「汁なし担々麺（1.5玉）」半ライスセット

汁なし担々麺1.5玉(750円) ＋ 半ライス(ランチタイムのサービス品)

麺や倉橋の主力メニュー。

もともと中国・四川省で発祥した担々麺。四川省では担々麺といえば汁なしで、汁ありの担々麺は日本流のアレンジだと聞く。

汁なし担々麺というだけで、本場・中国の風を勝手に感じてしまう。

赤い至高。

どっさりのった肉味噌、脇には温玉。

混ぜるとおいしさを増すのが、汁なし担々麺。

具材をよく混ぜていただく。

混ぜて……。

混ぜて……。

混ぜて……。

混ぜて……。

混ぜて……。

ハムッ！
（食べる）

ネットリした舌触りで、とんでもなくクリーミー。

これは、もはやクリーム……。

クリーム担々麺だ！

ネットリとした舌触り。

「ちょっとだけクリームパスタみたいな感じもする」

ここからが至高タイム。

シメにライスを投入（追い飯）

食べ終えた汁なし担々麺、
そこにライスを投入して追い飯。

「これで半ライス？」

半ライスとされていながらも、「全ライス」と断言してしまって構わない量。

ありがたい。

「いっぱい食べて大きくなります！」

そんな宣言をしたくなる次元……。

ダイエット中に追い飯はダメ。
……とわかっていてもやってしまう。

「追い飯しなくて、何が汁なし担々麺だろうか」

追い飯してこその「汁なし担々麺」だろう。

「タレがご飯に絡んで、めちゃうま……」

馬、フルゲート18頭立てくらい"うま"い。

「半餃子」少しだけ食べたときに嬉しい

半餃子(200円)

一人で餃子6個や7個もいらない、でも餃子は食べたい、3個くらい食べたいな。

そんな気分のとき結構ある。

実際にいまも餃子をちょっとだけ食べたいなと、「半餃子」の食券を迷わず買ってしまった。

「餡の味が濃い。最近食べた餃子の中で一番おいしいかもしれない」

衣パリパリの羽つき餃子もいいけれど、餃子は餡が重要だと教えてくれるような餃子だ。

餡が秀逸。

「半チャーハン」ラーメンにはこれですよ

半チャーハン(250円)

フワッ。

卵とご飯と油が混じったよい香りが、湯気にのって漂ってくる。

「おいしい匂いだ……」

匂いがすでに「私はイケてるチャーハンだ」と言っている……。

イケてる……。
見た目通り、香り通りにイケてる。

パラパラではなく、個人的にも好きな"パラシットリ"のチャーハン。

シットリが、いい。

チャーハンにパラパラ系があるように、人間にもサバサバ系なんてあるけれど、チャーハンでも人間でも、少しシットリしているくらいがちょうどいいんだよ。

わざわざ行きたい、麺や倉橋

担々麺、汁なし担々麺、餃子、チャーハン、すべてにおける料理のレベルが高くて、ランチするためだけに片道1時間以上かけて越知町に来たことを後悔しない。

来てよかったなぁ、と感動できるお店……。

麺や倉橋、いい。

麺や倉橋の店舗情報