カツオ。それだけじゃない高知県。
知る人ぞ知る、高知名物「味噌カツラーメン」。ラーメンの上にトンカツがのった、迫力のラーメンである。
リストには最も古いもので、2010年に食べた味噌カツラーメンも入っているけれど、ここ数年でカメラを4台~5台ほど買い換えているため、各々で画像のクオリティが違う。更新日時が新しいものほど画質がいい。
取り上げている順は適当。大きな意味はない。小さな意味はある。
さあ、いこう……!
味噌カツラーメンの向こう側へ……!
高知・味噌カツラーメン18杯の旅……!
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[ Last Update : 2017/05/23 ]
「吉野園」味噌カツラーメン
先陣を切るのは、高知市神田(こうだ)の住宅街に佇む中華料理の老舗『吉野園』の味噌カツラーメン!褐色のスープにトンカツが1枚のった姿は、高知ラーメンの原風景。
かなり研究して作られていると噂に聞く味噌スープは、飲んだ瞬間はあっさりしているのに、直後にコクが追いかけてくる。あっさりしていながら、深い味わい。
これを食べれば「お口の中が吉野園」になること間違いなし。
人柄の良さが顔に出ている大将が作る料理は、味噌カツラーメン以外も絶品!
◆ 吉野園
所在地/高知県高知市神田2095-31
営業時間/11:00~15:00、17:00~21:30
定休日/水曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 座敷あり
「麺屋・國丸。南国店」北海道百年味噌カツラーメン(超バター・トッピング)
国道55号(南国バイパス)沿いにある『麺屋國丸。南国店』。高知では、ほかに土佐道路沿いにも店舗があり、徳島や大阪にも出店されている。
(*画像は「北海道百年味噌カツラーメン」に「超バター」をトッピングしていただいている状態)
器と「超バター」の大きさでカツが小さく見えるが、実際にはちょっとした北海道くらい大きなトンカツがのっている。
揚げたてのトンカツ。濃厚な味噌スープを吸った衣から染み出す油。油がうまい!アブラダカダブラ……!
高知発「麺屋・國丸。」南国店/北海道百年 味噌カツバターラーメン
◆ 麺屋・國丸。 高知南国店
所在地/高知県南国市明見886-1
営業時間/平日11:00~15:00、17:30~23:00(LO.22:30)、土日祝11:00~23:00(LO.22:30)
定休日/水曜日(祝日の場合は営業)
駐車場/有(店舗南側に数台分)
一人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「ラーメンの豚太郎 宮の口店」味噌カツラーメン
味噌カツラーメンのトンカツは、2種類ある。先の『吉野園』や『國丸』みたいな「一枚岩タイプ」と、「一口タイプ」だ。
「味噌カツラーメンといえば、豚太郎!」と言えるほど、「味噌カツラーメン」の印象が強い高知ラーメンの代名詞、豚太郎各店。
同じ豚太郎でも各店舗によって味が異なるのは有名だが、味噌カツラーメンに使用されるトンカツも店舗が変われば形状も違う!
高知工科大学北側にある『ラーメンの豚太郎 宮の口店』は一口タイプ。だが後述するほかの豚太郎は一枚岩タイプも多い。
◆ ラーメンの豚太郎 宮の口店
所在地/高知県香美市土佐山田町宮ノ口1286-9
営業時間/11:00~21:00(OS20:30)
定休日/無
駐車場/有
1人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 広い小上がりあり
「兵庫ラーメン 土佐山田店」味噌カツラーメン(大盛)
県道195号線沿いにある『兵庫ラーメン 土佐山田店』(兵庫ラーメンの店舗は、ほかに高須店と朝倉店がある)。
その味噌カツラーメン。大盛で注文すると、
なんと「すり鉢」に入って登場する……!
当初、そんな仕様とは知らずに注文した竜一。
絶句……!
言葉を失う……!
「すすす、すり鉢……!」
味もさることながら、ブログ的にも"おいしかった"味噌カツラーメン。トンカツは食べやすい一口タイプ。
◆ 兵庫ラーメン 土佐山田店
所在地/高知県香美市土佐山田町旭町5丁目1−3
営業時間/11:30~14:30(OS)、17:00~20:25(OS)
定休日/木曜日
駐車場/有(店先のほか、道路を挟んだ店舗斜め前にもあり)
1人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「鈴木食堂 」味噌カツラーメン(大盛)
高知市城山町、土佐道路沿いにある『鈴木食堂』。いつ店先を通っても、たくさんの車がとまっている人気店。
大ぶりのチャーシューに、これまた大ぶりのトンカツ。一枚岩タイプがのる。こってりした味噌スープ。北海道・西山製麺を使用したラーメンは非の打ち所がない……!
◆ 鈴木食堂
所在地/高知県高知市城山町199-3
営業時間/11:30~15:30、17:30~22:30
定休日/木曜日
駐車場/有(店先と店舗裏)
1人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「ラーメンの豚太郎 大津店」味噌カツラーメン(大盛)
高知市、県道374号線(大津バイパス)沿いにある『ラーメンの豚太郎 大津店』。
こちらは先述の『宮の口店』と違い、一枚岩タイプのトンカツがのっている。
豪快なその姿は、土佐湾!太平洋の荒波を彷彿とさせる、ザ・味噌カツラーメンである。
◆ ラーメンの豚太郎 大津店
所在地/高知県高知市大津乙1210-5
営業時間/11:00~22:00
定休日/木曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「ラーメンのほうれんそう」豚骨カツラーメン(大盛)
高知市朝倉、JR朝倉駅前の道をいの町方面に西進していると見えてくる『ラーメンのほうれんそう』。
「これ味噌カツラーメンじゃないやん!」
そんなツッコミが入りそうな1杯だが、高知では味噌カツラーメン以外に、多くは「カツラーメン」という名で提供される「醤油カツラーメン」もよくある。
しかし「塩カツラーメン」は、ちょいレアだし、「豚骨カツラーメン」にいたっては激レア!
『ほうれんそう』以外に、豚骨カツラーメンを提供する店はなかなかない。
一枚岩タイプのトンカツがのり、スープには何やら黒いものが浮かぶが詳細不明。
よくある豚骨ラーメンの味ではない、魚介の風味が強い独特の個性を持ったそれ。豚骨スープに"豚カツ"!というわけで、豚の世界観を存分に体感できる……!
◆ ラーメンのほうれんそう
所在地/高知県高知市朝倉丙2129-7
営業時間/11:00~21:00
定休日/月曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/○ テーブル席主体だが、わりと行ける雰囲気。一人客多い印象
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「らーめんハウス めん・ぱる 野市店」豚骨醤油カツラーメン
国道56号線沿いにある『めん・ぱる 野市店』。
これまた「味噌カツラーメンじゃないやんけ!」シリーズ。
この局面、激レアのはずの「豚骨カツラーメン」が立て続けに出てくる。博物館級の滅多にないはずのダイヤモンドが、どこの宝石店に行っても、同じ「博物館級」のうたい文句で売られているみたいに!
画像は「天津飯」と「揚げ餃子」が付いた、「トリオ」と名の付くセット。
◆ ラーメンハウス めん・ぱる 野市店
所在地/高知県香南市野市町東野1442-4
営業時間/11:00~23:30(OS23:00)
定休日/無
駐車場/有(広い)
1人行きやすさ/◎ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「拉麺・食工房 まる家」味噌カツラーメン(とくだま)
土佐塾高校がある坂を上り、鷲尾トンネルを抜けた先、春野町にある『拉麺・食工房 まる家』。
ラーメンの量を増そうとした場合、メニューの記載は「大盛(1.5玉)」のみ、といったラーメン店が多い中『まる家』では「とくだま(2玉)」が注文可能。
スープには、高知の地鶏「土佐ジロー」。さらには高知県産の野菜や魚介が入り、醤油にいたっても高知県産!米はなんと自家栽培……!
これには竜一!脱帽……!
真の高知ラーメンといえる1杯である。
◆ 拉麺・食工房 まる家
所在地/高知県高知市春野町内ノ谷田中1178
営業時間/11:00~22:00
定休日/無
駐車場/有
1人行きやすさ/○ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がりあり
「ラーメンの豚太郎 南国バイパス店」味噌カツラーメン(大盛)
南国市、国道55号(南国バイパス)沿いにある『豚太郎 南国バイパス店』。こちらは一口タイプのトンカツがのった味噌カツラーメン。ほかの豚太郎に比べて、モヤシの量が若干多めの印象。豚太郎、奥が深い……!
(リンク先の文体がいまと全然違うね……)
◆ ラーメンの豚太郎 南国バイパス店
所在地/高知県南国市明見963−1
営業時間/11:00~22:30
定休日/木曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/○ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 小上がり有り
「ラーメンショップ 夢眠(ムーミン)立田店」味噌カツラーメン(大盛)
中央にコーン、その周囲に円を描くように一口カツを配置した味噌カツラーメン。竜一が親しみを込めて「オヤジ」と心の中で呼んでいる、人間味あふれる店主が作っている。
注文が入ってから揚げるトンカツは、衣があっつあつの、さっくさく!油がうまい!肉がうまい……!
レトロな店の雰囲気に店主のキャラクター。素敵すぎるがパンチがありすぎて、竜一!数年間行けていない……!(汗)
【高知】ラーメンショップ夢眠(ムーミン)立田店!味噌カツラーメン
◆ ラーメンショップ 夢眠(ムーミン)立田店
所在地/高知県南国市立田1288−7
営業時間/12:00頃~19:00頃
定休日/木曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ 店内、カウンター席のみ
子連れ行きやすさ/△ カウンター席しかないため、小さい子連れはどうか
「自由軒 大津店」味噌カツラーメン(大盛)
ラーメン店が多く存在する、県道374号線(大津バイパス)沿いの名店『自由軒 大津店』。高知県内屈指の人気店で、連日たくさんの客が詰めかける。
その味噌カツラーメン……!
オーストラリアみたいな圧倒的存在感!巨大トンカツが麺上を席巻する……!
さらにチャーシューも加わり、豚の総攻撃!食べれば、昔ながらの高知ラーメンの味が舌の上に広がる。
◆ 自由軒 大津店
所在地/高知県高知市大津乙101-4
営業時間/11:00~21:00
定休日/月曜日、第2火曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/△ 広い店内、人気店ゆえの活気。1人だとさみしくなっちゃう……
子連れ行きやすさ/◎ 小上がりあり。賑わっているため、子供が少々騒いでも気にしなくて済む
「しなとら 高須店」味噌カツラーメン・ダブル(大盛)
国道32号線沿いにある『しなとら高須店』の味噌カツラーメンには、「ダブル」なるものが存在する!画像では重なっていてわかりづらいが、一枚岩タイプのトンカツが2枚、2枚のっているのだ……!
それを「大盛」で食べる!
太らないわけがない!
脂が強めに効いた『しなとら』のスープで食べる、味噌カツラーメン。カロリー?なにそれ……?
◆ しなとら高須店
所在地/高知県高知市高須1丁目18−13
営業時間/11:00~深夜2:00
定休日/無
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 小上がり無しで赤ちゃん連れはつらいが、そこそこ大きいお兄ちゃんお姉ちゃんなら大丈夫
「まんぷく処 暖家」味噌カツラーメン
高知市薊野のJR線路沿いにある『まんぷく処 暖家』で特筆すべきは、その量……!
たとえば「天津飯セット」を注文しても、この状態……!
セットにすると、大抵は「普通サイズのラーメンに、半天津飯」といった組み合わせが一般的。だが『暖家』は天津飯まで普通サイズで出してくるから恐ろしい……!
量が少ないなんて言わせない!炭水化物祭りを開催するには打って付けの店と言える。
大盛!男子飯!高知市薊野「暖家」味噌カツラーメン天津飯セット
◆ まんぷく処 暖家
所在地/高知県高知市薊野中町34−5
営業時間/11:00~15:00、17:00~23:00
定休日/木曜日(祝日の場合は営業)
駐車場/有
1人行きやすさ/○ 行ける人は行ける雰囲気
子連れ行きやすさ/◎ 小上がりと座敷両方あり
「ラーメンの豚太郎 春野店」味噌カツバターラーメン
高知市朝倉から土佐市方面に抜ける道沿いにある「豚太郎 春野店」の味噌カツラーメンは、迫力あふれる一枚岩タイプのトンカツを搭載。
トッピングしたバターはトンカツの上にのせてくれているため、スープの熱で溶けない!ゆえに序盤は味噌カツラーメンそのものの味を楽しみ、中盤以降、味噌カツバターラーメンの状態に変化させて二度楽しめる。
そもそも味噌カツラーメン最大の魅力は、ラーメンが食べられてトンカツも食べられる!ある種、非日常的!贅沢な体験ができるということである……!
そんな1杯にバターまでのせるなんて、贅沢の極み!ここまですると、バチが当たる可能性大……!
(本当にバチが当たった竜一は、見事に肥大。巨大化を果たしたのだった。*体系的な意味で)
◆ ラーメンの豚太郎 春野店
所在地/高知県高知市春野町弘岡中804−1
営業時間/10:30~22:00
定休日/月曜日
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ カウンター席多めで行きやすい
子連れ行きやすさ/◎ 広めの店内。小上がり多い
「高知ジェントル麺喰楽部」ジャンボカツらーめん(味噌)*旧店名:じぇんとる麺喰
店名も新たに、高知市の愛宕商店街に復活オープンした『高知ジェントル麺喰楽部』。
味噌カツラーメンに、トンカツ用の「ソース」を付けて提供されるのは、高知でもここだけ。
トンカツをスープに浸すことにまったく抵抗がなく、むしろ「スープに浸っていなければ味噌カツラーメンじゃない!」と思っている竜一が初めて「トンカツを別盛にしてもらえばよかった……」そう嘆いたほど、トンカツのクオリティが尋常ではなく、美味しい……!
サクサクの衣は軽やかに弾けて、やわらかくも歯応えを残す肉から、旨味を含んだ脂が溶け出す。
これほど美味しいトンカツ、ほかでは食べられない。竜一が食べた、人生ナンバーワン・トンカツと言っても過言ではない。
ラーメンの新店「高知ジェントル麺喰楽部」愛宕に復活オープン!
◆ 高知ジェントル麺喰楽部
所在地/高知県高知市愛宕町3丁目10−7(地図)
営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
定休日/日曜日
駐車場/有(隣のコインパーキング内、ジェントル麺の看板前に3台)
一人行きやすさ/◎ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 小上がり2卓あり
「豚太郎 高須店」味噌カツラーメン
国道195号線、俗に言う「高須の旧道」沿いにある『豚太郎 高須店』は、一枚岩タイプのトンカツがのった味噌カツラーメン。ゆで卵が入るのは『豚太郎』系に多い仕様。
小上がりになった席が多くあり、子連れにありがたい店でもある。
ボリューム満点のメニューが揃う「豚太郎 高須店」味噌カツラーメン
所在地/高知県高知市葛島2丁目4−9(地図)
営業時間/11:00~21:00
定休日/無休
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ カウンター席有り。テーブル席あり
子連れ行きやすさ/◎ 小上がり10卓ほどあり
「豚太郎 佐川店」ピリ辛ネギカツラーメン(醤油スープ)
佐川町を横断する国道33号線沿いにある『豚太郎 佐川店』が使用するトンカツも、一枚岩タイプ。
佐川店オリジナルの「ピリ辛ねぎラーメン」にトンカツをトッピングして食べると、一風変わった、"ピリ辛醤油カツラーメン"が食べられる。
【高知】ラーメン「豚太郎」佐川店!迫力のピリ辛ネギカツラーメン。
所在地/高知県高岡郡佐川町甲上郷462−2(地図)
営業時間/11:00~22:00
定休日/木曜日
駐車場/有
一人行きやすさ/◎ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/◎ 座敷席多い
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