12月27日。たまたま愛宕商店街を車で通りがかった竜一。
「じぇんとる麺の前に何か書いてある・・・!」
気が付いたが、車を急停車させるわけにはいかない。だが、わずか数十メートル先の信号に引っかかったのはある意味幸運。
店先の張り紙に目をこらす。
「28日、火曜オープンって買いちゅう気がするけど・・・」
張り紙まで距離があり、正確には見えない。後部座席に乗った嫁が言う。
「28日って、あしたやない・・・?」
「じぇんとる麺、復活するの・・・?」
「そうながやない?」
迎えた翌日、28日・・・!
再訪してみると、オープンしていた・・・!
高知ジェントル麺喰楽部、実食レポート
あの『じぇんとる麺喰』が復活オープン・・・!
店名は『じぇんとる麺喰』、改め『高知ジェントル麺喰楽部』・・・!
「じぇんとる麺がカタカナになり、さらに喰楽部と組織化されている・・・!」
じぇんとる麺でもなければ、ジェントル麺倶楽部でもない・・・!
「ジェントル麺喰楽部」である・・・!
所在地は以前の店舗と同じで高知市愛宕、愛宕商店街の北。産業道路と交わる交差点のすぐそば。
駐車場に車をとめて店内へ。
新生じぇんとる麺の店内は、小上がり(座敷)有り
子連れ歓喜の仕様・・・!
しかも2卓もあるっ・・・!
「決して広いとは言えない店内。なのに座敷に2卓もあるなんて・・・!」
竜一パパ、感極まる・・・!
「たしか以前は座敷がなかった!だがいまは紛れもなく座敷がある、この事実っ・・・!」
世界はこれを「愛」と呼ぶんだぜ・・・!
「これなら行ける!子連れでも行ける・・・!」
嬉々として上がる、座敷・・・!
至福の子連れラーメン・・・!
座敷に上がるや否や、ペチペチとテーブルを叩いて遊ぶ娘・・・!
竜一も軽くペチペチとテーブルを叩く・・・!
拍手だ・・・!
この座敷に親子の喝采で応えよう・・・!
醤油、味噌、塩から選べるラーメンメニュー
「ラーメンもさることながら、ジェントル麺は『じぇんとる麺喰』の時代に食べた、醤油ロースカツラーメン。それにのったトンカツが衝撃的にうまかった・・・」
(参考:2014年9月に訪問した際の旧店『じぇんとる麺喰』)
「カツラーメンのトンカツを別盛にしてもらいたいなんて思ったのは、現状…あれが最初で最後・・・」
味噌カツラーメンリストにも、もちろん追加した竜一。
「となれば注文は当然のごとく、カツラーメン・・・」
それも「ジャンボカツらーめん」で勝手に復活祝いだ・・・!
昼限定のお得なセット、「らーめんチャーハンランチ」も提供されている。
「これはいっとかなきゃ、損・・・!」
らーめんチャーハンランチ
先に来たのは、半チャーハン。
「じぇんとる麺喰の頃からチャーハンもうまかった・・・」
流行りのパラシットリ系のチャーハン。
「大豊の大杉、あるいは屋久島の杉みたいにシッカリした味・・・」
続いて「らーめん」。選べる味は「醤油」を選択・・・!
中央に散らされた白髪ネギ・・・!
漂い散らす醤油の芳醇な香りにヨダレを飲んでいると、くるっ・・・!
ジャンボカツらーめん(味噌)
「ジャンボカツらーめん」。選べる味は「味噌」を選択することで、結果・・・!
ジャンボ味噌カツらーめんと相成った・・・!
デカい・・・!
岩みたいに大きく巨大なカツが、漬物石のように麺を押さえつける・・・!
その様・・・!
ラーメン界のエアーズロック・・・!
「こりゃあ、すごい。1杯1190円でも納得の光景、迫力・・・!」
カツラーメンには、トンカツ用の「味噌」が付く。これも『じぇんとる麺喰』の時代と同じ・・・。
「コイツ!ただの味噌じゃない!味噌に何かが混ぜられている。これ単体で食べてもうまい!じんわりと甘さが、静水面に落とした水滴のごとく舌の上に広がっていく・・・!」
我慢の限界を超えた・・・!
麺を食べる前に、カツからいく・・・!
「ラーメンを具から食べるのは異例中の異例!しかしジェントル麺のカツラーメンは、半分カツが主役!それくらい、カツが強烈にうまいことを俺は知っている・・・!」
最初に"味噌スープ"を含んだカツを1口。続いて別皿の"味噌"をつけたカツを1口。
悶絶ドゴォーン・・・!
「うまいラーメンスープにうまいトンカツを浸して食べる。トンカツ専門店でも難しいトンカツの食べ方ができる!"じぇんとる麺"が帰ってきた・・・!」
太麺と細麺、2種類から選べる麺
「ジャンボ味噌カツラーメン」は、太麺・・・!(*上の画像)
ランチの「醤油ラーメン」は、細麺・・・!(*下の画像)
「太麺はちぢれ麺!細麺はストレート麺・・・!」
ラーメンは「和風出汁」付き
この和風出汁をスープに入れると、また違った味が楽しめるという。
「つけ麺ではなく普通のラーメンなのに、スープ割り・・・?」
疑問に思いながらも終盤、和風出汁を入れる竜一・・・。
「おおっ!一気に魚・・・!」
魚を得たっ・・・!
「強力な魚介風味・・・!」
ラーメンの世界・・・!
そこに魚介が効いた和風出汁を投入することで、大量の魚が泳ぎ始める・・・!
もはやジェントル麺喰楽部は、太平洋と化した・・・!
「そんじょそこらの水族館よりも魚が多い・・・!」
泳いでいるのだ・・・!
魚群がスープの中を・・・!
肉厚っ・・・!
極上のカツ・・・!
軽快にちぢれた麺・・・!
ありがたくすする竜一・・・!
至福のすすり・・・!
子連れでも行ける仕様になって帰ってきた、ジェントルラーメン・・・!
「ヘビロテの予感・・・!」
塩ラーメンもおいしい!
高知ジェントル麺喰楽部の所在地、営業日、定休日、駐車場
- 所在地/高知県高知市愛宕町3丁目10−7(ジェントル麺喰楽部の地図)
- 営業時間/11:00~15:00、17:00~22:00
- 定休日/日曜日
- 駐車場/有(隣のコインパーキング内、ジェントル麺の看板前)
- ■カウンター席/有 ■テーブル席/無 ■座敷/有
ジェントル麺近くのお店