段々と季節は冬へと近付き、日中は暖かいけど朝晩は幾分涼しくなってきた高知県。
こうなると食べたくなるのが、『かけうどん』
『かけうどん』といえば、『たも屋』が旨い。
他の店では、『醤油』とか『釜玉』とか、汁の無いうどんばかり食べていて、
滅多に『かけ』を頼まない私なのだけど、『たも屋』では『かけ』オンリー。
薄味だけどシッカリと印象に残る出汁が、売れっ子キャバ嬢のように私の心を掴んで離さない。
特大でも400円なのだから、随分とリーズナブルで良心的なキャバ嬢だ。
いつもは、麺の量を琵琶湖サイズの特大(3玉)にしてトッピングでイカの『ゲソ天』を乗せるのだけど、
今回はあまりお腹が空いていなかったから大(2玉)にして、
行った時間が遅かった為に『ゲソ天』が売り切れていたから『ナス天』にしてみた。
『ナス天』は初めてチョイスしたのだけど、まぁデカイ。
丼に収まりきらない。(笑
このサイズでたったの100円というのが素敵過ぎる。
素敵、素敵、素敵過ぎていますよぉ~!
セルフ店だからもちろん『ナス天』は冷め切っているのでありますが、
冷めても尚、衣はサクサクで、温かい出汁を染み込ませて食べると、ホッペもアゴも普通に落ちる。
「天ぷらは冷めると美味しくない」という常識を、全否定する旨さ。
『たも屋』人気の秘訣は、「旨い」「安い」「速い」「ニコッ」という大手牛丼チェーン『吉野家』も掲げるテーマを
高次元で成立させているところにあるのだろうなと、行く度に思うのであります。
◆『たも屋南国店』
営業時間 10時30分~14時30分
定休日 無
駐車場 有
『たも屋南国店』の場所
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