私の誇大妄想により、
『土佐山田うどんトライアングル』の一角に、
勝手に指定されて久しい『まるしん』
最近の『まるしん』は流行っている。
いつ行っても満員御礼。
駐車場には車が溢れ、
店内には人が溢れ、
毎日が大相撲初場所初日。
しかし、私は待てない高知県人。
東京ディズニーランドでは、待てないことを理由に『カリブの海賊』しか乗らなかったし、
当然、うどん屋の前で席が空くのを待つなんて、絶対に出来ない。
食べたいのに食べられない。
このジレンマは、私の脳内のうどん中枢を、大いに刺激するのでありました。
そんなある日、一大決心をした。
「今日こそは、絶対にまるしんを攻略してやる」
座るところが無かったら外で食ってやる!という勢いで、乗り込んだ。
ら、
なんと!
あ
い
て
い
た
!
一席だけ!
ラッキー♪
この時、私は確かに『まるしん椅子取りゲーム』に勝ったのでした。
バッチコーイ!しょ~ゆ~!
というわけで、『しょうゆうどん(冷)』!
もちろん、大盛り!
むむっ!今回ネギを節約したな!
と思ったけど、
言えねーよぉ~!
『エビ天』 と 『ちく天』
ちく天は、80円とリーズナブル。
ちなみに、エビ天は150円と納得のお値段。
狭い満員ぎゅうぎゅう詰めの店内で、コソコソと持ち上げる。
さすがに恥ずかしい。
でも、恥ずかしいのがいい。(←
食べてみて思った。
麺の食感が、以前より柔らかくなったような気がする。
コシは相変わらずシッカリとしているのだけど、
とにかく、噛んだ瞬間のファーストインパクトが、数ヶ月前に食べた時とは全然違う。
前は、最初から、グッ!ドン!ガッ!って感じだったのが、
今は、フッ!スッ!ハッ!って感じ。(←わかんねーよ!
でも、お客さんは増加傾向なので、
柔らかくなったことで、万人ウケするようになってきているのかもしれませんね。
さらに、もうひとつ気付いた点がこちら。
冷たいしょうゆうどんに付いているユズの絞り汁が、
ゴキンゴキン!に冷えてんの!
それで、温かいしょうゆうどんならどうなんだろうと思って、
温かいしょうゆうどんを頼んでいた人のユズをチラチラッと見たのだけど、
そっちは冷えていない。(瓶に付いた水滴で判断)
つまり、(温)と(冷)でユズを使い分けているのである!
(今現在、文章を書きながら興奮気味ですが、お許し下さい)
これに気付いた時、目頭を押さえました。
涙が出ました。
感動で!
すごい!すごいこだわりだ!すごいよ!まるしん!
さすがは土佐山田うどんトライアングル!!
まぁ、私、普段ユズとかレモンとか柑橘系は、
小麦を飲み込んでしまうだとか、わけの分からないことを抜かしてかけない派なので、
もしかしたら、今まで気付いていなかっただけなのかもしれませんが、とにかく感動しました。
数年前に初めて来た時より、幾分汚れたメニュー。
倍増した客入り。
凛々しくなった店主。
まるしん進化の歴史を、リアルタイムで体感出来ているというのは、
なんだか少し嬉しくなるのでありました。
◆ 手打ちうどん まるしん
営業時間 10時30分~19時
定休日 月曜日
駐車場 8台
手打ちうどんまるしんの場所