続き~!
前回の記事はコチラっ! → 『土佐のうどんお食事 だいせい ~前編~』
注文して、待つ。
南側にある大きなガラス窓は、
床から高い天井まで伸びていて、
そこから冬の柔らかな陽光が射し込んでいる。
床に寝転べば、
きっと快適な日向ぼっこが楽しめるに違いない。
そんな風に考えて、
いよいよ床に寝転ぼうしているその時。
来たっ・・・!
『土佐黒毛和牛のぶっかけおうどん(大盛)』
画像では見え辛い・・・むしろ見えないけれど、
中央に温泉玉子が乗っている。
箸でスーッと押さえると、中からトロ~リ。
黄身が溢れ出てくる。
その上から・・・!
ぶっかけるっ・・・!
麺。
かなり細い。
しかし、食べてみると、
麺の細さの割りに、弾力強い。
ぶっかけ出汁、あっさり。
特筆すべきは、肉。
土佐黒毛和牛と言うだけあって、
軟らかくて、トロットロッ。
ブルンブルンしている。
私は生まれてから、これまで。
28年間、高知で生きてきた。
だけど、恥ずかしながら、
土佐黒毛和牛を食べたのは初めてだった。
この牛、美味しい。
今度、どこかで見かけたら、
是非、購入したい。
だが、自信を持って言おう。
お金が無い。
絶望。(;ω;)
『海老天カレースープおうどん(大盛)』
少しだけ、ご飯が付いてきた。
店員さんによると、
麺をお召し上がりになられたあと、
スープの中に入れて締めとして食べると良いそうだ。
驚いたのが、エビ天。
エビ天は、中のエビに火が通り過ぎてしまうと、
食感が悪くなって美味しくない。
そう感じる。
しかし、このエビ。
ほぼノーダメージ。
限りなく生に近い状態で残っていて、プリップリッ。
食感。
キテる・・・!
ただ、生に近いからこその香り。
それが気にはなった。
そして、何気なくカレーうどんの麺に目をやった、その時。
違和感、覚える。
なんか・・・。
ぶっかけの麺より太い気がする・・・!
気のせいかもしれないけれど・・・。
いや・・・たぶん気のせいだろうけど・・・。
違っているように見える・・・。
測りたい・・・!
麺の横幅を・・・!
よしっ・・・!行こう・・・!
隣のコンビニまで・・・ひとっ走り・・・!
定規を買いに・・・!
だけど・・・あかーん・・・!
それは・・・あかーん・・・!
それをやってしまうと・・・!
俺は完全にブラックリストっ・・・!
葛藤の後、
落ち着きを取り戻して飲んだスープは、薄くも無く、濃くも無く。
どちらかと言えば、スパイシー寄り。
中に、牛肉だと思うけれど、
細かく刻まれた肉がたくさん入っている。
これがツブツブとした食感を生み出していて、
なかなか面白かった。
当初、企業がやっている店だということで、
スタンダードで在り来たりなうどんが出てくるのかなと思っていたのだけど、
実際には、意外ほどの個性派。
店の外の駐車場に出て振り返ると、
そこにあるのは、私の子供の頃とは随分変わった高知駅をバックにした、
真新しい『だいせい』
近隣には、有名な個人店もいくつかある駅裏のこの地域に、
吹き始めた新たなる風の感触を感じずにはいられなかった。
◆ 土佐のうどんお食事 だいせい(高知市新本町2丁目)
営業時間/11時~15時30分・17時~22時(夜はメニューが変わるようです)
定休日/無
営業形態/一般店
駐車場/店に隣接してダイセイのコインパーキングが有ります。
(『だいせい』で食事をすると1時間無料チケットを頂けます)
(土佐黒毛和牛のぶっかけおうどん750円、海老天カレースープおうどん780円、大盛無料!)
『土佐のうどんお食事だいせい』の場所はココ!