ラーメン家ひろき エピソード1/決心の動機

投稿日:2011.03.22 更新日:

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昨秋のことだったか
私は、香美市土佐山田町の国道195号線を、
所有する高級な軽自動車に乗って東に走っていた。

すると、右手に、
見慣れぬ赤い看板。

"ラーメン家ひろき"と書かれている。

<およよ・・・こんなところにラーメン屋が出来ておる・・・!
ククク・・・今度行ってやるぜ・・・!>

そう思ってから、
実際に行くまでには、月日が掛かった。

『ひろき』がある香美市土佐山田町という地域は、
『さかえ』 『まるしん』当時はまだ営業していた『やまいち』
さらに、老舗の『久五』と、うどん屋が強豪揃い。

『ひろき』に行こうとするたび、
吸い寄せられるのだ。

近隣のうどん屋に・・・!

ある日はこう・・・!

<な・・・なにか・・・さかえが呼んでいる気がする・・・!
や・・・やっぱり・・・今日はさかえに行こう・・・!>

そして、またある日はこう・・・!

<はっ・・・!なんだこれは・・・!
まるしんに向かって勝手にハンドルが動く・・・!
俺はそんなつもりじゃないのに・・・勝手に車が・・・!>

そんな、うどんに翻弄される日々の連続。

いつしか、季節は秋から冬へ。
気が付けば、梅の花咲く二月になっていた。

それは、シトシトと雨粒が落ちる寒い日だった。
私は、幾ばくかの迷いの後に決心した。

「今日は寒いから・・・ひろきっ・・・!」

『ひろき』がオープンしてから数ヶ月、
なかなか行けなくて抱えていた悶々とした想い。

ついにした決心の動機は、「寒いから」

人の心とは、
案外、単純なものである。

ラーメン家 ひろき
(上の画像は、後日晴れた日に撮り直しています)

『ラーメン家 ひろき』

(エピソード2へ続く)
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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好きで大量の飲食店を食べ歩く日々。これまでに食べ歩いた飲食店は数千件。高知のグルメ情報はおまかせください。農業は生姜一本で稼いでます。>>詳細ページへ

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